原付中古の相場:今人気のスクーターと購入時の注意点6つ

車・バイク
  • 中古原付の相場は1万円以下~50万円以上のものまでピンきり。
  • 原付スクーターの維持費は年間約9万円~。
  • 車両選びに必要な6つの注意点を押さえよう!
  • 悩んだら、まずは人気の5車種をチェック!
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原付スクーター 人気車種の中古相場一覧

人気順位メーカー「車種」総登録台数平均値最安値最高値
1位ヤマハ「ビーノ」1777台13.3万円2.45万円21.5万円
2位ヤマハ「ジョグ」1636台11.8万円2.72万円32.4万円
3位ホンダ「ズーマー」573台14.7万円5.8万円74.73万円
4位ホンダ「ジョルノ」1746台14.9万円2.3万円22.3万円
5位ホンダ「トゥデイ」1299台6.7万円0.51万円17.8万円

※参考:グーバイク「2019年3月2日のバイクランキング」

 

上位4車種は平均的な価格と、外見の良さ、さらにカスタマイズの楽しさが加えられた車両ということが見えてきました。次点で価格の安いホンダ「トゥデイ」。また状態のいい車両を手に入れるには、登録台数の多い、「ビーノ」「ジョグ」「ジョルノ」「トゥデイ」が有利です。

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維持費は年間約9万円!安いようで高い原付スクーター

原付の維持費は年間約9万円!

維持費としてかかる費用は合計で年間約9万円。その内訳は、大きく8つの項目に分けられます。

年間費用の内訳費用(1年あたり)
①自賠責保険7500円
②軽自動車税2000円
※50cc以下の場合
③登録代行手数料
+納車整備手数料
約1万5000円
※任意
④任意保険約3万円
⑤駐車場代5000円~1万円
※都会の場合
⑥ヘルメット・ロックチェーン・
手袋など
1万円~
⑦部品交換・整備・消耗品
(メンテナンス)
約3万円
⑧燃料費約8000円

詳しく見ていきましょう。

自賠責保険

自賠責保険は購入時(登録時)に加入が強制されている保険で、年間7500円かかります。

 

保険加入期間保険料(離島地域を除く)
1年(12ヶ月)契約7500円
2年(24ヶ月)契約9950円
3年(36ヶ月)契約1万2340円
4年(48ヶ月)契約1万4690円
5年(60ヶ月)契約1万6990円

保険期間の選び方と計算方法

保険期間を選ぶ際、購入する車両の走行距離と使用する年間走行距離を計算すると目安が分かります。

保険加入期間=
スクーターの寿命走行距離÷(一日の往復走行距離×一か月の運転日数×12か月)

▼2万キロの車両を購入した場合
保険加入期間=スクーターの寿命走行距離÷(一日の往復走行距離×一か月の運転日数×12か月)通勤で片道5キロ(往復10キロ)の距離を月に20日走行したとすると、年間走行距離は2400キロになり、寿命が2万キロの車両を購入する場合メンテナンス次第で8年乗れる

例えば、通勤で片道5キロ(往復10キロ)の距離を月に20日走行したとすると、年間走行距離は2400キロという計算になります。

一般的な原付スクーターの寿命は4万キロとされ、仮にその半分である2万キロの車両を購入するとしても、メンテナンス次第で8年は乗れる計算になります。

 

購入する原付スクーターをいつまで使うかによって、加入期間を選ぶことで節約が可能です。

軽自動車税

毎年4月1日時点での所有者に支払いが義務付けられている自動車税です。
原動機付自転車(第一種)50cc以下の場合、年間2000円に該当します。

お店でやってくれる場合もありますが、自分で行う場合は、郵便局やコンビニでも支払いが可能です。
※別途決済手数料が必要な場合があります。

手数料(登録代行手数料)+納車整備手数料

こちらは自分で行うこともできますが、面倒な手続きや作業があるのが難点です。そんなときは代行を依頼することも可能です。「登録代行の手数料」+「納車までの整備を対応してくれる販売店への手数料」として約1万5000円が相場とされています。

任意保険

保険会社保険料
チューリッヒ2万8210円
アクサダイレクト要問合せ
三井ダイレクト損保5万1270円

等級:純新規契約/補償年齢:全年齢/対人、対物賠償:無制限

 

いわゆるバイク保険で、事故を起こした場合の備えとして任意で加入できる損害保険のことです。原付の場合、年間3万円前後が相場です。

任意保険は「複数比較」で安くなる

保険料・加入条件は保険会社によって異なるので、任意保険の費用を抑えるには、複数の保険会社を比較することが大切です。ウェブで手軽に一括見積できるサービスを活用しましょう。

 

おすすめは「インズウェブのバイク保険見積りサービス」。
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駐車場代(都会の場合)

原付スクーターは、原則、駐輪場にとめることが定められています。マンション等にとめる場合、屋外なら5000円前後、屋内でも1万円前後が相場とされています。コンビニなど私有地への無断駐車は、最悪の場合、遺失物やゴミとして処分される恐れもありますので、注意が必要です。

ヘルメット・ロックチェーン・手袋など

原付の運転にはヘルメットの装着が義務付けられています。

道路交通法と消費生活用品安全法によって定められた基準があり、見た目重視の安物でよければ約5000円からあり、一流メーカーのブランドヘルメットになると3万円以上のものがあります。命を守るため安全を最優先に考えて選ぶことをおすすめします。

 

原付スクーターは、盗難がある可能性も考えなければなりません。

その対策として、本体の予防装備に加え、ワイヤーロックやチェーンロックなどの購入も視野に入れるとよいでしょう。1000円台のものから販売されているため、好みのものを選ぶとよいでしょう。

 

また、寒さの厳しい冬場に手袋がない場合、ハンドルを握るのがやっとの思いをすることになります。最低でも革製の手袋を装着することをおすすめします。こちらも1000円台から販売されていますので、原付の購入に合わせて準備するとよいでしょう。

部品交換・整備・消耗品(メンテナンス)

原付スクーターは、メンテナンスなしで安全に走れる距離はせいぜい2万キロ以内が限界で、新車で買った場合の補償は2年で切れてしまいます。長い距離を安全に走行するために必須な、各部品のメンテナンスの目安は以下の通りです。

 

メンテナンス 項目費用
オイル交換

1000~3000円(3000キロに1回/工賃込み)

Vベルト・ウエイトローラー交換

8000円(1万キロ/工賃込み)

フロントタイヤ交換

5000円~(工賃込み)

リアタイヤ交換

8000円~(工賃込み)

プラグ交換

1000~2000円(工賃込み)

エアフィルター清掃

7000円(工賃込み)

その他多数ありますが、特にオイル交換をしていないとエンジンへのダメージが深刻化し、修理費用が高くなる可能性があります。

燃料費

1年に2400キロ走行する場合の年間燃料費を、統計データを元に算出しました。

車種年間燃料費平均燃費記録年間消費ガソリン量
ヤマハ「ビーノ」8405円39.27km/L61L
ヤマハ「ジョグ」7854円42.02km/L57L
ホンダ「ズーマー」8543円38.91km/L62L
ホンダ「ジョルノ」7441円44.40km/L54L
ホンダ「トゥデイ」9232円35.68km/L67L

※走行距離の目安:片道10分、約5キロの距離を月に20回走行すると年間2400キロ ※レギュラーガソリン全国平均価格:137.8円/Lで計算(小数点以下四捨五入)

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注意点は6つ!中古原付の選び方のコツ

注意点は6つ!中古原付の選び方のコツ

1.状態を自分の目で判断

好みの車両でも、必ず実物の状態を見て判断しましょう。見た目は良くても、足回りや駆動系にダメージがあるため安くなっているなど、思いもよらないトラブルが潜んでいるのが中古車両の怖い所。店員さんにおすすめされたものを即購入するのは危険です。

 

2.安心できるお店選びが大切

良心的な販売店には、お客さんが多く集まり、商品もすぐに入れ替わるので、口コミを参考にお店選びをすると良いでしょう。しかし、いいお店だからといって、遠方まで買いに行くのはあまり良い方法ではありません。購入店で整備をする場合、運搬費用が都度かかってしまいます。遠方の店舗で購入し、近所のバイク屋さんで整備をしてもらうこともできますが、他店購入の原付の整備は割高に設定している店舗もあります。なるべく、ご近所の良いお店をリサーチすることをお勧めします。

 

3.原付のパーツは消耗品!本体も割り切って選ぶのが吉

原付は、手軽に乗れる点が良さですが、その分雑に取り扱われることがしばしば。

 

原付は交換すべき部品が多くあるため、業界では原付スクーター自体を消耗品として捉える一面があります。ある程度信頼できるお店であれば、車両は割り切って選ぶとよいでしょう。

 

4.それでも外観・走行距離・修復歴・試乗は必要

原付スクーターは、きちんとメンテナンスをすれば、4万キロ程度までなら問題なく走行できます。

見た目が良くても粗悪なパーツや整備の車両や、見た目が悪くてもきちんと走れる車両など様々なものがあるため、車両を見る際は、なるべく試乗して確認しましょう。

 

中古の市場には、カスタム車両などの50万円を超えるものもあります。小さな傷などがあったとしても問題はありませんが、フレームにダメージがある場合は大変危険です。

 

また、購入元と後々トラブルになる可能性もあるため、ネットで探す場合も必ず修復歴なしの車両を選ぶことが大切です。

 

5.原付スクーターには特有のルールと厳しい処罰がある

原付スクーターの制限時速は時速30キロ以下です。

安全のためそれ以上の速度がでるように設計されていますが、違反すると以下の厳しい罰則があります。

 

  • 15キロ未満の速度超過で反則金9000円+違反点数1点

  • 15~20キロの速度超過で反則金1万2000円+違反点数1点

 

原付の標識

 

原付スクーターは正式名称を原動機付自転車と言います。

軽車両に当たるため、交差点では二段階右折をする必要があり、自動車とは違うため注意が必要です。このルールを軽視し小回り右折をした場合、二段階右折違反の交差点右左折法違反に該当します。

 

  • 免許点数から点数1が加算+反則金3000円

  • 交差点を通過していた場合は2点加算+反則金6000円(信号無視として1点の加算+反則金3000円が追加されるため)

 

以上が請求されることになり、厳しい処罰の対象になります。

 

6.原付スクーターを買う時・売る時に必要なもの

買う時売る時
  • 身分証明書
  • 印鑑(認め印でOK)
  • 手付金
  • 標識交付証明書
  • 自賠責証明書
  • 身分証明書
  • 印鑑(認め印でOK)
  • 銀行口座
  • 委任状(所有者本人以外が売る場合)
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原付の購入はここがおすすめ!メリットを比較

業種オススメ度メリット
大手ネット販売知名度の高さと探しやすさ
ネットオークション・個人売買×販売店より少し安く買える
ディーラー系の販売店製造メーカーの安心感
個人経営の自転車・バイクショップ修理などアフタフォローにも期待できる

 

大手ネット販売

メリットデメリット
  • 多くの車種から選べる
  • 足を運ぶ必要がない
  • アフターサービスが受けにくい
  • 運送費用がかかる

ネット販売を利用すると簡単に購入できますが、お店が遠くにある場合は、車体費用に別途陸送費がかかるため注意が必要です。

 

主なネット販売店

 

ネットオークション・個人売買

メリットデメリット
  • 販売店より少し安く買える
  • 購入の手続きが簡単
  • トラブルは自己責任
  • 運送費用がかかる

購入手続きが簡単な反面、トラブルの心配もあり、実車を確認し納得の上で進めることが必要です。

 

ディーラー系の販売店

メリットデメリット
  • 現車の確認ができる
  • 購入時のフォローやアフターケアのある安心感
  • 店舗数は多いが全ての県にあるわけではない
  • 購入できる車種が限られる

メンテナンスのクオリティに加え、独自の保証制度など安心面で手厚いサポートが魅力です。

 

個人経営の自転車・バイクショップ

メリットデメリット
  • 修理などアフタフォローにも期待できる
  • 選べる車種が限られる

カスタムにも対応してくれるお店が多く、自宅の近所にあると何かと心強いものです。

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人気車種トップ5の魅力

人気順位メーカー:車種特長
1位ヤマハ「ビーノ」オシャレで可愛い外観
2位ヤマハ「ジョグ」熟練され使い勝手の良いデザイン
3位ホンダ「ズーマー」他とは一線を画す個性的な外観
4位ホンダ「ジョルノ」POPな印象と高級感
5位ホンダ「トゥデイ」リーズナブル

ヤマハ「ビーノ」

ヤマハ ビーノ

※写真引用:ヤマハ 「ビーノ パールシャイニングイエロー」

 

メリットデメリット
  • かわいい見た目
  • シートが柔らかく乗り心地がいい
  • フロント収納がない
  • 取り回しが重たい

丸みを帯びたデザイン性の高さで女性から圧倒的な人気車種。

ヤマハ「ジョグ」

ヤマハ ジョグ

※写真引用:ヤマハ「ジョグ タスマニアグリーンメタリック」

 

メリットデメリット
  • メンテナンス性が高い
  • コンパクトで運転が楽
  • ガソリンタンクの容量が少ない
  • シートが硬いため長距離走行は不向き

熟練されたデザイン、静かなエンジン、パーツの豊富で使い勝手の良さに繋がっています。

ホンダ「ズーマー」

 

ホンダズーマー

※写真引用:ホンダ「ズーマー カムフラージュグリーン」

メリットデメリット
  • 個性的な外観
  • 安定感のある乗り心地
  • タイヤが大きいため交換費用が高い
  • 取り回しが重たい

デザイン性に特化していて、10代~20代に圧倒的な指示を集めています。

ホンダ「ジョルノ」

ホンダ ジョルノ

※写真引用:ホンダ「ジョルノ パールソフトベージュ」

 

メリットデメリット
  • エンジン音が静かで、燃費が良い
  • おしゃれなデザイン
  • サスペンションの出来が悪く、乗り心地が悪い
  • サイドミラーが小さい

丸みを帯びたデザインが似ているビーノと比べ、ハンドル下の小物入れが便利です。

ホンダ「トゥデイ」

ホンダ トゥデイ

※写真引用:ホンダ「トゥデイ デジタルシルバーメタリック」

 

メリットデメリット
  • 他の車種と比べて安価
  • 取り回しが軽い
  • 加速が遅い
  • サスペンションが硬い

良くも悪くも普通の原付スクーターといった印象で、数も多く手に入れやすい印象です。

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原付スクーター・バイクに関する「よくある質問」

Q1.エンジンの違い、4ストと2ストはどっちがいいの?

一般的に4ストロークサイクルは燃費が良く、2ストロークサイクルは加速が良いとされています。

メンテナンス性や、環境性能を考えた場合、4ストロークサイクルの方が優れていますが、スポーツ走行などの場合は2ストロークサイクルを選ぶのが定番。使用目的に合わせて選ぶことをおすすめします。

Q2.通勤距離の限界はある?

基本的には通勤距離の限界はありませんが、片道15km~20kmを超えると体力的にきつさを感じてくるでしょう。 また、長く乗り続けるためには通勤距離から必要なメンテナンス回数を事前に確認しておく必要があります。

通勤に往復40キロの距離を走る場合、月に25日使うと、年間の走行距離は1万2000キロになります。とすると、オイル交換は4ヶ月に1回、タイヤやベルト、駆動系や足回りの交換も年に1度のペースで行う必要があります。

Q3.雨の日の通勤はどうするの?

雨の日は視界も悪く、特に水たまりに入ればハンドルをとられ、マンホールの上に乗ると滑るため大変危険です。やむを得ない場合以外はスクーターやバイクに乗ることは控えましょう。

どうしても運転する必要がある場合は、上下に分かれたレインスーツを着用し、いつもより速度を落として安全運転を心がけましょう。

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