バイク買取:相場を調べず査定はもったいない!損をしない売却方法

車・バイク
  • 原付の買取相場は0~5万円
  • 年式・走行距離・傷など同程度のバイクの買取実績をリサーチしておこう
  • 買取は販売力がある大手買取店「バイク王」がおすすめ
  • しっかり相見積もりで価格を確認したい人には「バイクブロス」がおすすめ

バイク買取価格の相場

販売価格
(元値)
買取価格
(期待できる額)
20万円未満~5万円
20万円~50万円5~30万円
50万円以上25万円~

くわしい計算式

大まかな買取相場価格(期待できる額)は、以下の計算式で求められます。

買取価格=
販売価格-(整備費用+営業利益)

バイク販売・買取店の整備費用と営業利益の相場はそれぞれ以下の通りです。

販売価格
(元値)
整備費用営業利益
20万円未満5万円~10万円
20万円~50万円10~15万円
50万円以上10~20万円

ですので、それぞれ下記のような計算式で買取相場が求められるのです。

  • 元値20万円-整備費用&営業利益15万円
    =買取価格5万円
  • 元値20~50万円-整備費用&営業利益15~20万円
    =買取価格5~30万円
  • 元値50万円以上-整備費用&営業利益15~25万円
    =買取価格25万円~

 

ただ、実際の査定額はさまざまなポイントにより変わります。

くわしくはこちら>>

高価買取には「リサーチ」と「相見積もり」が大切

バイクの売却方法4つ

高額買取手軽さオススメ度
ディーラー
オークション
個人売買
一括査定
買取店

ディーラー

そのブランドへの乗り換えや新車購入の下取りを考えているなら、メリットがある方法です。状態の良い自社製品は高く買い取ってもらえることも。ただ、それ以外はとくに高額査定でもなく、おすすめしにくいです。

▼ディーラーの例

オークション・個人売買

上級者向きの売却方法です。カスタムバイクや廃盤モデルなど希少性のあるバイクは高く売れる可能性も。

 

しかし、手続きが多く手間がかかる点がデメリットです。また、取引の際のトラブルは自己責任のため、知識が必要です。

 

バイクの売却は初めてで不安がある方には、バイク王がイチオシです。
オンラインで査定依頼ができるので、とにかく簡単。業界大手のため豊富な経験から適正な価格を提示してくれます。まずはバイク王に査定してもらい、その価格を元に他店と比較するのが、最もわかりやすい方法でしょう。

【おすすめ☆】一括査定

全国様々な買取店に一括で査定依頼ができるため、短時間でおおよその買取価格がわかり、相見積もりが簡単というメリットがあります。

 

しかし複数の買取店から連絡が来るため、その対応を面倒に感じる人が多いのも事実…。

バイクブロス

バイクブロス

  • 国内最大級のバイク情報サイト運営のバイク買取査定
  • 120社と提携し、最大8社の相見積もりが取れる
  • ローン中のバイクや、不動車でも査定可能
  • 大手参加企業が競合して査定金額を提示。より高い査定額が期待できる
  • メールオプションを選択すれば、煩わしい電話対応は必要なし!

【おすすめ☆☆】買取店

上記の一括査定で業者からの電話・メール連絡で時間を取りたくない人におすすめの方法です。

 

実績のある大手販売・買取店は、自社の大きな販売ルートを活かした高価買取に期待できます。また、店舗数が多いため、依頼を受けたらすぐに査定ができるなど、流通に特化したメリットがあります。

バイク王

早く・高く売れる

バイク王

  • 買取台数累計170万台。業界最大手の安心感あり
  • 全国に60店舗以上あり、在庫の多さや輸送コストの低さから高価買取が期待できる
  • 不動車、事故車、車検切れでもOK
  • LINEで写真査定ができる
  • 無料出張買取が可能

買い取られなかった場合:廃車

他店で査定額が0円の場合、処分する方法です。廃車の方法は、「自分で廃車にする」か「廃車買取業者に依頼する」かの2択です。

 

少しでもお金に変えたい場合は廃車買取業者がおすすめ。走行不能・損壊の激しいバイクなど、値段の付かないものでも買い取ってもらえることもあり、面倒な廃車手続きも行ってくれます。

 

バイクを廃車にする場合は、排気量ごとに場所や必要なものが変わるため注意が必要です。

 手続きの場所もらえるもの用意するもの廃車費用
原付・
125cc以下
市町村の役場
  • 廃車申告書
  • 印鑑
  • ナンバープレート
  • 標識交付証明書
0円
126cc~
250cc以下
陸運局
  • 軽自動車届出済証
  • 返納証明書交付請求書
  • 軽自動車届出済証
  • 返納届出書
  • 印鑑
  • ナンバープレート
  • 軽自動車届出済書
約2300円~
251c以上
  • 申請書
  • 手数料納付書
  • 軽自動車税申告書
  • 印鑑
  • ナンバープレート
  • 車検証
約2500円~

高価買取には「リサーチ」と「相見積もり」が大切

バイクを安く手放してしまったことに気がついて残念がる人の様子

実際のバイクの査定額は、これらのポイントで大きく変わります。

  • 走行距離
    少ない方が高価買取
  • 年式
    新しい方が高価買取
  • 傷・ダメージ
    少ない方が高価買取
  • パーツのカスタム
    カスタムにより高価買取も

そのため、同じ車種であっても買取金額がかなり違うことも。安く買い取られて損をしないためには、同程度のバイクの買い取り価格・実績をリサーチしておくことが大切です。できればいくつかのサイトで確認しておきましょう。

相見積もりは「大手買取店」を基準に

バイク業界は販売経路に強みがある業者ほど、高く買い取ってくれる傾向があります。業界最大手とされる「バイク王」の査定では、妥当な価格を提示してくれるため安心です。

 

損しないためには業者選びが大切

あまりリサーチをせずに適当な買取業者を選んでしまうと、損をしてしまうことも。

 

たとえば、販売価格が30万円のヤマハ・マジェスティの買取相場は10~15万円といわれますが、これを知らないと買取希望額を安く答えてしまうこともあるでしょう。相手も商売なので、キズなどの理由をつけて安い額で交渉してきて、本来15万円が相場のところを8万円といった値段を提示するなんてことも。

 

他にも販売価格が20万円以下のバイクの場合、「買取額はつかないが、通常なら必要な処分費用を無料で引き取る」といったような交渉をされる可能性もあるのです。

相見積もりもネットで簡単

他のお店と比較してしっかりと確認したい場合は、その価格を基準に相見積もりを取るという流れが一般的です。ただ、複数のお店で相見積を取るのは面倒ですよね…最近ではウェブで、簡単気軽に無料一括査定が依頼できます。

 

バイク好きの間で有名な「バイクブロス」では最大8社に査定の依頼が可能で、電話連絡が苦手な方にはメール連絡が可能なオプションもあります。

バイクを高く売るコツ!査定ポイントを詳しく

バイクと査定チェックシート

より高価買取してもらうコツ

  1. キズや凹みは修理しない
  2. 日頃からお手入れをしておく
  3. 純正・改造パーツを揃えておく
  4. 需要が高い時期に売る
  5. モデルチェンジの前に売る
  6. 事故・故障歴など嘘の申告をしない

キズや凹みは修理しない

最近では、買取業者自身、もしくは提携している整備工場で修理し、市場に出すという流れが一般的です。自分で修理業者へ依頼するよりも、キズや凹みがあってもそのまま買い取ってもらったほうが費用を抑えることができます。キズがあるまま査定に出すのは心配になるかもしれませんが、プロに任せたほうが安心です。

日頃からお手入れをしておく

日頃のメンテナンスも重要なポイントです。ブレーキやライト、エンジンなど不具合がないか定期的にチェックしておくと、査定の際プラスに反映されるでしょう。

 

また当然ながら、バイクが綺麗なほうが査定額がアップします。査定の前には洗車をし、車体にステッカーが貼ってある場合は、専用の溶剤で取り除いておきましょう。

純正・改造パーツを揃えておく

バイクを改造した場合は、純正のパーツを綺麗に保管しておき、査定の際に査定員に見せましょう。

カスタムバイクのまま乗るか、純正パーツに戻すか、買い手が選択することができるため、需要があります。

需要が高い時期に売る

車と同じ様に、バイクも需要と供給のバランスによって価格が上下します。

一年のうちで高価買取に期待できる季節は次の通りです。

3月~4月

  • 新年度、新学期に伴う通勤通学用(小型・中型)バイクの需要が高まるため
  • 5月のゴールデンウィークに向けてツーリングの需要が高まるため

6月~7月

  • 夏季休暇
  • 北海道などへのロングツーリングの需要が高まるため

12月

  • 年末年始の長期休暇
  • 冬のボーナス商戦で販売台数が増え、中古車両の需要が高まるため

モデルチェンジの前に売る

モデルチェンジが発表された場合、旧型モデルの買取価格にも下落傾向がみられます。

 

近年のモデルチェンジで特に分かりやすかったのが、2018年2月1日にモデルチェンジのあった「Kawasaki NINJA 250」のケースです。

モデル走行距離販売価格買取価格
(予測期待値)
2017年モデル
(チェンジ前)
3595kmグリーン48.9万円28.9~33.9万円
2018年モデル
(チェンジ後)
3785kmブルー54.8万円29.8~39.8万円

車検・保険・修復歴なし・ワンオーナーで見た場合

※参考:グーバイク 「Kawasaki NINJA 250」

 

以上の比較結果から、この車種は同じ走行距離や年式でも、モデルチェンジ前後のバイクで6万円ほどの差が出ることが分かります。

 

発売から徐々に査定額が下がっていくものですので、売ると決めたら即査定するのが少しでも高く売るコツです。

新しい年式のバイクは高価買取される

バイクの買取価格に最も大きな影響を与えるのが「年式」です。

 

旧車のマニアもいるため一概に言えない部分もありますが、基本的には新しい年式に人気が集まるものです。

 

新しい分、整備費用も抑えられ、走行によるダメージや経年劣化の少ない高年式車両には高価買取が期待できます。

事故・故障歴など嘘の申告をしない

注意すべきなのは、査定時に事故・故障歴を隠さない、嘘の申告をしないことです。過去の事故などで修理をした場合、プロの査定士が見れば一目瞭然です。

 

嘘が判明した場合は、売却後のリスクを考えて査定額を下げるなどの対応をされることがあります。売り手に対して共有すべき部分もあるため正直な申告が必要です。

バイク査定でチェックされるポイント

バイク査定は、主に以下のポイントをチェックされます。

  • キズ・へこみ・外観
  • エンジンの音や調子
  • 電子部品・ライト
  • ホイールやサスペンションの動き・消耗品など

 

キズ・へこみ・外観

査定士は、傷の位置や凹み具合によって転倒や事故の大きさを予想します。

 

例えば、タンクに凹みがあると、そこからサビが発生し修理費用が大きくなってしまいます。そのため、査定額への影響も大きくなります。

 

その他同様に、販売までにかかるコストを予測した査定が行われます。

エンジンの音や調子

エンジンがかかる場合、オイル漏れ・アイドリング音・走行距離からエンジンの状態を査定します。

 

査定のほとんどは、査定士の経験による判断に基づいています。マフラーからの排気の色・ニオイ・音などに異常がある場合は、事故の有無や普段の使い方について質問されることもあります。

電子部品・ライト

ヘッドライトやウィンカーなど、主に公道を走るために必要な灯火類に対しての査定です。

 

単なる球切れの場合は査定額に影響しませんが、 メンテナンスがされていないバイクはケーブル類にグリスがつきやすく、それが原因で断線等の恐れもあるため、周辺への影響を考えた査定が行われます。

ホイールやサスペンションの動き・消耗品など

全身と同じぐらい大切な足回りの部品に対する査定です。状態が悪い場合は安全走行のリスクが高いため、 歪み・曲がり・サビなどの他、可動具合を細かく査定します。

 

フロントフォークのオイル交換など、簡単なメンテナンスで動きが大きく改善される部品もあるため、査定前に調整することをおすすめします。

より正確に買取価格を知るためには?

冒頭で買取価格の相場をご紹介しましたが、ご覧の通り、相場にも開きがあります。

特にバイクの買取に関しては、上記で述べたようにダメージの具合であったり、さらに走行距離、カスタム部分があるか否かなどによって、価格が大きく左右されてしまいます。

 

やはり、より正確な買取価格を知る方法は、実際に査定士にバイクを見てもらって価格を出してもらうほかありません。

 

初めてバイクを売りに出す方にとっては、まず何から手をつけたらいいか、どの業者に頼むのがベストなのか、悩む方が多いと思います。そんな方には、バイク王がおすすめです。

 

バイク業界の中でも大手のため、悪質なほど安価な査定をされることはありません。また、個人情報の管理もしっかりしていると評判があり、安心して利用が可能です。

 

「とりあえず査定額を知りたい」といった人にとって心配なのが、その後の営業電話ですよね。バイク王は、一度検討したいことを伝えれば、しつこく営業されることはありません。気軽に利用できる点が魅力です。

バイク査定と売却時に必要なもの

バイク売却時に必要なものは、共通のものと排気量別に異なるものがあります。

共通して必要なもの
  • 身分証明書
  • 自賠責保険証
  • 印鑑
排気量別に異なるもの
原付・
125cc以下
  • 標識交付証明書
    (ナンバー取得時に発行される)
126cc~
250cc以下
  • 軽自動車届出済証返納済確認書
  • 軽自動車届出済証返納証明書
  • 軽自動車届出済証
251cc以上
  • 自動車検査証
    (ナンバー取得時に発行される)
  • 自動車検査証返納証明書

以上の項目は名義変更の際に必要なものです。売却が決まった際に業者側が手配してくれることがありますが、個人売買をする際などでは自分で用意する必要があります。

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