- 1day保険は400円から加入できる
- コンビニや携帯から手軽に申し込める保険もある
- 自分名義・配偶者名義の車では保険に加入できない
1day保険の保険料相場表
名前 | 費用 |
---|---|
1DAY保険 | 500円〜1800円 |
ちょいのり保険 | 500円〜1800円 |
ワンデーサポーター | 500円〜1500円 |
乗るピタ! | 400円〜2000円 |
1DAY保険とは、自分は車を持っていないけれど、家族や友だちから車を借りて運転する時などに、1日単位でかけることができる自動車保険のことです。
1day保険4社の保障内容を比較
1DAY保険
プラン名 | Aプラン | Bプラン | Cプラン | |
---|---|---|---|---|
費用 | 500円 | 1500円 | 1800円 | |
補償内容 | 対人賠償 | 〇 | 〇 | 〇 |
対物賠償 | 〇 | 〇 | 〇 | |
対物超過特約 | 〇 | 〇 | 〇 | |
自損傷害 | 〇 | 〇 | 〇 | |
搭乗者傷害 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ロードサービス | 〇 | 〇 | 〇 | |
車両復旧費 | × | 〇 | 〇 | |
車内手荷物特約 | × | × | 〇 | |
弁護士特約 | × | × | × | |
代車費用 | × | × | × | |
被保険者の追加 | 480円/名 | 1440円/名 | 1730円/名 | |
加入方法 | コンビニでの申し込み | セブンイレブン | ||
スマートフォンでの申し込み | au・docomo・softbank |
1DAY保険は三井住友海上が提供している1日保険です。
A・B・Cの3つのプラン全て、ロードサービスまでは補償されています。
1DAY保険のポイントは、車内手荷物特約が補償されているということです(Cプランのみ)。
車内に何かしらの高級な物を積む場合、Cプランに入っていれば事故を起こして壊れてしまっても補償されます。
さらに、ロードサービスのレッカー搬送をする場合、1DAY保険では30万円まで補償しているのも特徴です。
公式サイト>>1DAY保険
ちょいのり保険
プラン名 | 普通 | スタンダード | プレミアム | |
---|---|---|---|---|
費用 | 500円 | 1500円 | 1800円 | |
補償内容 | 対人賠償 | 〇 | 〇 | 〇 |
対物賠償 | 〇 | 〇 | 〇 | |
対物超過特約 | 〇 | 〇 | 〇 | |
自損傷害 | 〇 | 〇 | 〇 | |
搭乗者傷害 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ロードサービス | 〇 | 〇 | 〇 | |
車両復旧費 | × | 〇 | 〇 | |
車内手荷物特約 | × | × | × | |
弁護士特約 | × | × | 〇 | |
代車費用 | × | × | × | |
被保険者の追加 | 250円/3名 | 750円/3名 | 900円/3名 | |
加入方法 | コンビニでの申し込み | ミニストップ・ローソン | ||
スマートフォンでの申し込み | au・docomo・softbank |
ちょいのり保険は東京海上日動が提供している1日保険です。
ちょいのり保険のメリットは、プレミアムプランで弁護士特約がついていることです。自動車で事故を起こし、保険会社を通じて訴訟問題に発展することは少なくありません。そこで、弁護士に相談するケースも多々あります。弁護士に相談する費用は安くないので、プレミアムプランに入っていれば安心です。
ミニストップかローソンであれば、コンビニからでも申し込むことができるのも大きなメリットです。
公式サイト>>ちょいのり保険
ワンデーサポーター
プラン名 | ベーシック | ワイド | |
---|---|---|---|
費用 | 500円 | 1500円 | |
補償内容 | 対人賠償 | 〇 | 〇 |
対物賠償 | 〇 | 〇 | |
対物超過特約 | 〇 | 〇 | |
自損傷害 | 〇 | 〇 | |
搭乗者傷害 | 〇 | 〇 | |
ロードサービス | 〇 | 〇 | |
車両復旧費 | × | 〇 | |
車内手荷物特約 | × | × | |
弁護士特約 | × | × | |
代車費用 | × | × | |
被保険者の追加 | 480円/名 | 1440円/名 | |
加入方法 | コンビニでの申し込み | × | |
スマートフォンでの申し込み | au・docomo・softbank |
ワンデーサポーターはあいおいニッセイ同和損保が提供している1日保険のため、事故対応力には目を見張るものがあります。保険会社としては一流の会社なので、万が一事故を起こした時でも安心です。
一方で、コンビニで申し込むことはできませんし、パソコンからの申し込みも不可です。便利さで言うと、これまでに紹介した1day保険やちょいのり保険に劣ります。
車両保険を付けたい場合は、7日前からの登録が必要です。当日になってから保険に入ろうとしても、車両保険がつかないため注意が必要です。
公式サイト>>ワンデーサポーター
乗るピタ!
プラン名 | ライト | 基本 | 安心 | |
---|---|---|---|---|
費用 | 12時間 | 400円 | 1200円 | 1600円 |
24時間 | 500円 | 1500円 | 2000円 | |
補償内容 | 対人賠償 | 〇 | 〇 | 〇 |
対物賠償 | 〇 | 〇 | 〇 | |
対物超過特約 | 〇 | 〇 | 〇 | |
自損傷害 | 〇 | 〇 | 〇 | |
搭乗者傷害 | 〇 | 〇 | 〇 | |
ロードサービス | 〇 | 〇 | 〇 | |
車両復旧費 | × | 〇 | 〇 | |
車内手荷物特約 | × | × | × | |
弁護士特約 | × | × | × | |
代車費用 | × | × | 〇 | |
加入方法 | コンビニでの申し込み | × | ||
スマートフォンでの申し込み | au・docomo・softbank |
乗るピタ!は損保ジャパン日本興亜が提供している1日保険です。今までに紹介した3つの1日保険と違って、補償時間が12時間のものと24時間の2種類あるのがポイントです。
乗るピタ!は、ライトプランの12時間補償であればなんと400円で利用することもできる優れものです。これまでに紹介してきた1日保険は全て24時間保険のものなので、12時間以内で収まる人は乗るピタ!を利用すると良いでしょう。
公式サイト>>乗るピタ!
1day保険のメリット
親・友達の車を借りられる
一般的な車両保険というのは、人ではなく車に保険をかけています。車1台に対して保険をかけているので、他人の車に乗って事故を起こした時は保険が適用されず、追加料金を支払うことになります。
しかし、1day保険はドライバー保険なので、気軽に親や友達の車を借りて運転することができます。
特に免許を取得したばかりの大学生だと、任意保険に入るには多額のお金がかかりますが、1day保険であれば400円から加入できるため、とてもお得です。
毎日車に乗ることは少ないはずなので、1day保険をうまく活用するのがおすすめです。
さらに、旅行などで遠出をする場合、1day保険に加入していれば交代で車を運転することもできます。基本的に、交通事故を起こしてしまうと運転者の責任が1番大きくなるため、運転者が保険に加入していなかった時に大変なことになるのです。他人の車を借りて運転する時は、1day保険をうまく活用するようにしてください。
コンビニや携帯で申し込める
1day保険に加入するのに面倒な手続きはありません。コンビニや携帯から申し込めるため、いつでも気軽に保険に加入することができます。
一般的な車両保険でもネット申し込みが増えてきていますが、審査などもあるため即日入会は不可能です。一方で、1day保険であれば、すぐに加入することもできます。1day保険に加入する時に必要なのは、以下の情報です。
1DAY保険の例
- 運転免許証番号
- 運転免許証有効期限
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- ナンバープレート情報
- メーカー
これだけの情報を用意すれば、今すぐにでも登録することができるので、すぐに使いたい人でも安心です。
ゴールド免許でなくても良い
一般的な車両保険では、ゴールド免許であれば保険料が安くなります。しかし、1day保険では免許の色は関係ありません。青い免許であれ、ゴールド免許であれ、緑の免許であれ、保険料は同じです。
1day保険のデメリット
自分の車・配偶者の車だと加入できない
自分名義の車で自分が運転する時は1day保険に加入できません。さらに、あなたの配偶者名義の車をあなたが運転する時も不可です。
もし車を持っていたり配偶者の車を運転したりしたいのであれば、通常の任意保険に加入する必要があります。1day保険はあくまで、親や友達の車を運転する時のドライバー保険となるので、注意しましょう。
高級車には使えない
親や友達から借りる車がベンツやフェラーリなどの高級車である場合、1day保険が適用されないことがあります。
高級車となると車両が損害を受けた時の修繕費などが高くなるので、全てを保険では払えなくなるためでしょう。
もし保険に加入できたとしても、車両復旧費は300万円までしか補償されていないので、保険だけでは費用が足りなくなる可能性があります。
そもそも車が高い場合は、保険に加入していたとしても気をつけて運転しましょう。
車内手荷物や弁護士費用の補償がない
一般的な保険には付いている特約も、1day保険では付いていないものがあります。
1day保険は簡単な審査で、かつ安い料金で加入できる保険なので、一般的な保険と比べると補償内容に差があるのは仕方ありません。
逆に言うと、車内手荷物特約や弁護士費用特約までは補償しなくても良いと思っている人にとっては、お得な保険です。最初から補償内容に入っていない保険を選ぶことができるので、費用をグッと抑えることができます。
バイクや原付は保険の対象ではない
これまでに紹介した4つの1day保険は、バイクや原付を補償できるプランはありません。他の人のバイクや原付を借りて、念のために保険をかける方法は2つあります。
他者運転特約を利用する
あなたがバイク保険に加入している場合に利用できる制度です。あなたの保険プランに、他者のバイクを運転した時も補償される制度を付け足して、あなたのバイクと同じように保険をかけることができます。
ファミリーバイク特約を利用する
自分や家族が乗るバイクであれば、借りたバイクだとしても補償される制度です。バイクが125cc以下であることが条件なので、注意しましょう。保険会社によっては、あなた自身が被った怪我は補償されないので、こちらも注意が必要です。
バイクや原付の1day保険サービスはまだ普及していないので、これからのサービス拡張に期待したいところです。