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新車 値引きの相場:お得に車を買うコツはディーラーを知ること

車・バイク
  • 新車の値引きのコツは交渉にあり!方法次第で数十万円お得に
  • 知っていると新車購入に役立つ!ディーラーの仕組みを紹介
  • ディーラーでの交渉のコツは6つ
  • 「車両」と「オプション」に分けて値引きに備えよう
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新車購入時に期待できる値引き額の相場 一覧

車種新車価格オプション値引き率最大値引きの期待額
トヨタ プリウス205万円~404万円20~30%25~35万円
ホンダ N-BOX120万円~227万円20~25万円
日産 セレナ209万円~385万円35~45万円
ダイハツ タント105万円~188万円20~25万円
スズキ ワゴンR104万円~178万円20~40万円
トヨタ アルファード284万円~863万円40~50万円
ホンダフィット112万円~242万円20~25万円
ダイハツ ムーブ102万円~180万円15~20万円
ホンダ ステップワゴン198万円~436万円40~50万円
スズキ ジムニー115万円~184万円10~15万円

 

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ディーラーの仕組みとは?

メーカー、ディーラー、ユーザーの順に車が流れる

街中にあるディーラーは、そのほとんどがメーカーの看板を借りた特約店として運営し、メーカーから仕入れた新車を主に販売しています。

また、メーカー側から指定された販売目標台数があり、それを達成することで、ディーラーに「販売報奨金(インセンティブ)」が支給される仕組みになっています。

 

ディーラーはその台数を売り切るのが目標のため、ある程度の値引きには対応してくれる可能性があります。ただし、お店や車両ごとに限界の値引き額が決まっているため、無理に値引きを要求すると印象が悪くなるだけのため注意が必要です。

 

ディーラーでの交渉のコツ6つ

車の原価と利益率を知って賢く交渉しよう

一般的に、車の原価率は販売価格の80%前後が相場とされています。残りの20%がメーカーの利益となり、原価を超えた値引き対応をしてくれることは、よほどのことがなければありません。そのため、値引き交渉の際は、対応してもらえそうなギリギリのラインを交渉すると賢いでしょう。

 

車種新車価格原価
トヨタ アルファード284万円~863万円227.2万円~690.4万円
日産 セレナ209万円~385万円167.2万円~308万円
ホンダ ステップワゴン198万円~436万円/td>158.4万円~348.8万円

 

ちなみに、軽自動車よりミニバン、ベースグレードより上級グレードの方が、原価率(利益率)が上がるとされているため、原価率のみを見た場合はベースグレードがお買い得と言えます。

安く買える時期を狙おう

ディーラーには年に数回車を安く買える時期があり、購入の際はその時期を狙うことをおすすめします。

3月年度末の決算期
9月中間決算期
6月から7月ボーナス商戦
11月から12月年末商戦

 

これらの時期は、1台あたりの販売利益よりも販売数を伸ばすことを優先しています。決算期に原価割れしても、販売台数さえ達成してしまえばメーカーからインセンティブをもらえるという考えから、積極的な値引きを行うディーラーもあります。

「未使用車」を狙うと10万~30万円お得に!

ディーラーは、メーカーから指定された新車販売台数を達成するため、自社でその新車を購入する場合があります。

ディーラーで購入後は、その車は「新車」ではなく「未使用車」として販売され、新車よりも安く販売される傾向があります。

 

以下の表で、「トヨタ アクア Sスタイルブラック」の新車と未使用車の販売価格を比較しました。

登録状況走行距離販売価格車検
新車選択可能未登録(0km)197.9万円無し
未使用車3km169.9万円33.12
4km169.9万円33.12
4km189.9万円33.2

※参考:グーネット「トヨタアクア Sスタイルブラック」

 

未使用車はほぼ新車にもかかわらず、新車と比べて10万~30万円近くの差額があることが分かりました。

登録済みの未使用車は、サンルーフや本革シートなどのメーカーオプションを追加で選ぶことはできませんが、フロアマットやシートカバーなどのディーラーオプションであれば新車と同じように後付けすることができます。また、当然新車の登録時には車検費用がかかりますが、未使用車にはすでに車検がついているため、この点でもコスパを期待できます。

「在庫車」を狙うとお得に早くゲットできる

新車は、原則として注文を受けてから生産されるため、正式発注から納車までに多くの時間を要します。そのため、ディーラーではその時間短縮を目的に、売れ筋のグレードや色を予測して見込み発注し、自社在庫として所有している場合があります。

 

また、車にはモデルチェンジがあり、新モデルが発売されると前のモデルの市場価値が下がるとされています。メーカー側は、「新モデルが出る頃には現行モデルの在庫を売り切ってしまいたい」と考えていて、在庫車の販売を促進する傾向があるため、それを狙うのも秘策と言えるでしょう。

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ディーラーでの交渉のコツ6つ

値引きを焦らない

初対面でいきなり値段交渉をしても、うざい客と思われるだけです。値引きの額も小さく、その後も付き合いづらくなります。まずは、車のことを教えてもらって、自分のことを知ってもらいながら話を進めると、値段交渉だけでなく購入後もスムーズな関係を築くことができます。

 

2タイプの値引きでとことんお得に

営業マンによって値引き額が変わる

値引きの許容範囲は、必ずしもその人の役職や営業成績で設定されているわけではありません。もちろん、ベテラン営業マンは知識が豊富なため、状況に見合った値下げをしてくれるというメリットがあります。一方で、新人営業マンには、自信をつけさせるために大きな割引額で売らせてあげるということもあります。担当の人によって値引きされる金額が異なることは、念頭に置いておきましょう。

ディーラーを知り合いに紹介してもらう

簡単で効果的な値引き方法として、ディーラーを紹介してもらうという方法があります。

営業マンと良いお付き合いをされている方に対しては、値引き幅も大きくなる傾向があり、その方にディーラーを紹介してもらうと、その値引き幅をそのまま適用してくれるということもあります。初対面の人相手に価格交渉するのが苦手な人にとっては、紹介してもらうのは有効な手段と言えるでしょう。

 

ただし、デメリットとして、相見積もりを出しにくかったり(紹介してもらった分、他店との比較がしにくい)、結局買わないとそれぞれの人間関係を気にしてしまったりするということがあります。

具体的な数字を出す

ある程度値引きされているが、もう少し欲しいという場合は、具体的な数字を提示することをおすすめします。希望の割引額を伝えることで、相手も可能な範囲での調整がしやすくなります。

契約がスムーズに進むように準備する

新車契約後、車の登録に必要な書類が数点あります。以下に、自分で用意する必要があるものを太字で表記しています。

準備するもの登録車庫証明
普通車実印印鑑証明書
  • 保管場所使用権原疎明書面(自認書)
  • 保管場所使用承諾書
  • 自動車保管場所証明申請書2通
  • 自動車保管場所証明申請書2通

(計4枚綴り)

保管場所の所在図・配置図
軽自動車認め印住民票
  • 自動車保管場所届出書1通
  • 保管場所標章交付申請書2通

(計3枚綴り)

積極的に準備することで購入の意思が伝わり、値引き交渉を円滑にする効果もあります。

ダメ押しで燃料費を値引き交渉

交渉次第では、消耗品に関する値引きとして、燃料代を値引きまたは満タンにして納車してもらうなどの対応してもらえることがよくあります。

車種タンク容量満タン時の燃料代
トヨタ プリウスE38L5206円
A/A/プレミアム/S43L5891円
ホンダ N-BOXFF27L3699円
4WD25L3425円
日産 セレナ55L7535円
ダイハツ タント30L4110円
スズキ ワゴンR27L3699円
トヨタ アルファードガソリン75L1万275円
ハイブリッド65L8905円
ホンダフィット40L5480円
ダイハツ ムーブ30L4110円
ホンダ ステップワゴン52L7124円
スズキ ジムニー40L5480円

※参考:e燃費「ガソリン価格 都道府県平均」

 

これはハンコを押す際など会話の端に織り込むことで、違和感なくリクエストが通ることがよくあります。他には見積り金額の端数(5000円以下)を切り捨てるなどの対応をしてもらえることもあります。どんなところに値引きのチャンスがあるか分からないので、交渉に向けて普段から意識をしておくと良いでしょう。

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2タイプの値引きでとことんお得に

新車の価格交渉において、値引きができるポイントを区分けした場合、「車両への値引き」と「ディーラーオプションへの値引き」の2つに分けられます。

車両への値引き

車両に対しての値引きには、「他社のライバル車との比較による値引き」と、「下取りによる値引き」という2種類があります。以下で、人気の軽自動車4車種を用いて説明します。

他社のライバル車との比較

狙っている車と、同じような走行性能や価格帯などの特徴を持った他社の車を、「ライバル車」と呼びます。まずは、それらのライバル車の特徴を調べることからはじめましょう。

ライバル車の走行性能・燃費・グレードごとの装備・価格差などを調べて比較し、そちらの購入も視野に入れていることをそれとなく示すと、値引きに効果大です。

 

以下は「ライバル車」の一例です。

車種新車価格特徴
ホンダ N-BOX120万円~227万円
  • 新モデルでさらに広くなった室内空間
  • 「日本の家族のしあわせのために」がコンセプト
ダイハツ タント105万円~188万円
  • 「しあわせ家族空間」がコピー
  • 乗降性に優れたミラクルオープンドアが特徴
スズキ ワゴンR104万円~178万円
  • 大衆向けで利便性の高い身近な実用車
  • 他には無いシートアレンジができる
ダイハツ ムーブ102万円~180万円
  • 高品質を備えた軽自動車

他にも、「私はこのディーラーで購入したいのですが、家族は他社の車のここが良くて購入を迷っています。このグレードでこれだけの装備の差と価格の差があるのですが、価格面だけでも有利になれば、こちらでの購入を家族も納得すると思うのですが、なんとかなりませんか…?」などと、値下げせざるを得ない状況を作ることも大切です。

ライバル車のディーラーと価格競争させる

値引きを頑張ろうとする営業マン

目星を3車種程にしぼり、具体的な見積もりを取ると交渉の際に効果的です。比較対象のディーラーの場所が近いと、営業所や営業マンのライバル心に訴えるものがあるので、近所のディーラー見積もりを取り、交渉に踏み切ると良いでしょう。ライバルよりも値引きしなければ買ってもらえないと思わせるような交渉が大切です。

下取りと買取の価格を比較

下取りをしてもらう前提で交渉を進めていると、「これ以上新車の値引きは出来ないので、下取り価格を通常より高くさせていただきます。」と言われることがあります。

しかし、下取り価格をすんなりと受け入れるのは好ましくありません。

買取店と相見積もりをして、10万円以上の価格差がある場合は買取をしてもらう方が得策です。

 

以下は、買取をしてもらった場合と下取りをしてもらった場合の価格差の一例です。

車名年式・グレード買取相場下取り相場買取の方が
ホンダ N-BOXG・Honda SENSING (2018年11月)78.1万円66.0万円12.1万円お得
ダイハツ タントX SA III (2018年10月)76.2万円67.0万円9.2万円お得
スズキ ワゴンRHYBRID FX (2018年7月)61.2万円56.9万円4.3万円お得
ダイハツ ムーブカスタム RS (2012年 5月)34.5万円24.5万円10万円お得

*走行距離が5万キロの場合

※参考:ナビクル「下取り・価格相場」

 

買取店での査定の際は、買取価格を見積もりとして出すことはほぼありませんが、ディーラーに持ち込む際は重要な交渉材料となるため、忘れずに見積もり表を受け取るようにしましょう。

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ディーラーオプションを付けるよりお得な方法

トヨタのディーラーで付けられるオプションと同じ機能を果たす品物を、トヨタプリウスの社外品で探し、それぞれの価格を比較しました。

アイテム名ディーラーオプション(税込)社外品(税込)
BBS製17インチアルミホイール 1台分24万6000円23万4000円
純正カーナビゲーションT-Connectナビ 9インチモデル24万2000円23万8000円
純正ETCナビ連動3万2000円1万2000円
バックモニター3万2000円1万円
フロアマット1台分2万5000円2万円
ドアバイザー1万3000円1万1000円
合計59万円52万5000円

※参考:トヨタ自動車WEBサイト「プリウス カタログ」

 

アルミホイールなど高価な装備を含め、ディーラーオプションよりも社外品のほうが6.5万円もお得になることが分かりました。

社外品の取り付けには、工賃を含め商品購入の手間がかかる点は念頭において置かなければなりません。しかし、ディーラーオプションよりも支払い総額を大幅に抑えることができるのは大きな魅力と言えるでしょう。

 

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