ユーザー車検の相場:3万円以上お得に!検査場での流れや必要書類も

  • ユーザー車検で必要な費用は法定費用のみ。軽なら約3.5万円
  • ユーザー車検では代行より3万円以上も節約できる
  • デメリットは自分で車検を通すので時間と労力がかかること
  • 安全のためにも、最低でも4年に1回はプロに点検してもらうことが重要

 

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ユーザー車検 車種別費用

 

自動車重量税

自賠責保険料

印紙代

合計

軽自動車

6600円

2万5070円

1700円

3万3370円

コンパクトカー

1万6400円

2万5830円

1800円

4万4030円

中型車

2万4600円

2万5830円

1800円

5万2230円

大型車

3万2800円

2万5830円

1800円

6万430円

ファミリーカー

4万1000円

2万5830円

1800円

6万8630円

※エコカー減税適用外、経過年数13年未満、自賠責保険の契約年数は24ヶ月

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ユーザー車検で必要となる費用:法定費用の内訳

法定費用の3つの内訳は、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代

ユーザー車検では、法定費用と呼ばれる、国で定められた3つの費用を納める必要があります。

1.自動車重量税

車検時に発生する税金であり、2年分をまとめて支払います。自動車の重さや区分によって、料金が決定します。初年度登録からの経過年数や、エコカー減税適用の有無によって金額が変動します。

 

ちなみに重量税が設けられた理由は、「重い車ほど走行時に道路を傷めるので、その修復に使用されるため」でした。しかし現在は一般財源となっており、使用用途が曖昧になっています。

2.自賠責保険料

事故を起こして被害者に損害を与えたときに、補償してくれる保険です。別名、強制保険とも呼ばれます。

 

あくまで被害者への補償が目的なので、対物補償や運転者・搭乗者の補償は含まれません。

 

3.印紙代

車検の審査や、車検証の発行にかかる手数料のこと。自動車の区分によって、金額が変わります。

 

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車種別の法定費用一覧

重量税はエコカー減税対象外(経過年数13年未満)、自賠責保険料は本土(24ヶ月契約)とした場合の、各車両の合計法定費用を解説します。

【軽自動車】3万3370円

自動車重量税 6600円 + 自賠責保険料 2万5070円 + 印紙代 1700円

自動車重量税

エコカー減税対象

免税

0円

エコカー減税対象外

エコカー

5000円

エコカー以外

13年未満

6600円

13年経過

8200円

18年経過

8800円

 

自賠責保険料

本土

24ヶ月

2万5070円

25ヶ月

2万5880円

離島地域

24ヶ月

7940円

25ヶ月

8060円

沖縄県

24ヶ月

1万2540円

25ヶ月

1万2850円

 

印紙代

印紙代

400円

証紙代

1300円

 

【コンパクトカー|〜1t未満】4万4030円

車種:パッソ、スイフトなど

自動車重量税 1万6400円 + 自賠責保険料 2万5830円 + 印紙代 1800円

自動車重量税

エコカー減税対象

免税

0円

エコカー減税対象外

エコカー

1万円

エコカー以外

13年未満

1万6400円

13年経過

2万2800円

18年経過

2万5200円

 

自賠責保険料

本土

24ヶ月

2万5830円

25ヶ月

2万6680円

離島地域

24ヶ月

8750円

25ヶ月

8910円

沖縄県

24ヶ月

1万2540円

25ヶ月

1万2850円

 

印紙代

印紙代

400円

証紙代

1400円

 

【中型車|〜1.5t未満】5万2230円

車種:カローラスポーツ、シビックなど

自動車重量税 2万4600円 + 自賠責保険料 2万5830円 + 印紙代 1800円

 

自動車重量税

エコカー減税対象

免税

0円

エコカー減税対象外

エコカー

1万5000円

エコカー以外

13年未満

2万4600円

13年経過

3万4200円

18年経過

3万7800円

 

自賠責保険料

本土

24ヶ月

2万5830円

25ヶ月

2万6680円

離島地域

24ヶ月

8750円

25ヶ月

8910円

沖縄県

24ヶ月

1万2540円

25ヶ月

1万2850円

 

印紙代

印紙代

400円

証紙代

1400円

 

【大型車|〜2t未満】6万430円

車種:ノア、エスクァイアなど

自動車重量税 3万2800円 + 自賠責保険料 2万5830円 + 印紙代 1800円

 

自動車重量税

エコカー減税対象

免税

0円

エコカー減税対象外

エコカー

2万円

エコカー以外

13年未満

3万2800円

13年経過

4万5600円

18年経過

5万400円

 

自賠責保険料

本土

24ヶ月

2万5830円

25ヶ月

2万6680円

離島地域

24ヶ月

8750円

25ヶ月

8910円

沖縄県

24ヶ月

1万2540円

25ヶ月

1万2850円

 

印紙代

印紙代

400円

証紙代

1400円

 

【ファミリーカー|〜2.5t未満】6万8630円

車種:エルグランド、ランドクルーザーなど

自動車重量税 4万1000円 + 自賠責保険料 2万5830円 + 印紙代 1800円

 

自動車重量税

エコカー減税対象

免税

0円

エコカー減税対象外

エコカー

2万5000円

エコカー以外

13年未満

4万1000円

13年経過

5万7000円

18年経過

6万3000円

 

自賠責保険料

本土

24ヶ月

2万5830円

25ヶ月

2万6680円

離島地域

24ヶ月

8750円

25ヶ月

8910円

沖縄県

24ヶ月

1万2540円

25ヶ月

1万2850円

 

印紙代

印紙代

400円

証紙代

1400円

 

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ユーザー車検で必要なもの

ユーザー車検では以下のものが必要。自動車検査証、認め印、自賠責保険証明書、自動車税納税証明書、記録簿・定期点検整備記録簿、自動車検査票・継続検査申請書・自動車重量税納付書

ユーザー車検では以下のものが必要です。

  • 自動車検査証
  • 認め印
  • 自賠責保険証明書(新旧2枚)
  • 自動車税納税証明書
  • 記録簿、定期点検整備記録簿
  • 自動車検査票・継続検査申請書・自動車重量税納付書

 

自動車検査証

車検の対象となる自動車に対して発行されます。車両の情報や所有者・使用者の氏名や住所が書かれています。

 

車検の際には、本紙が必要です。もしも紛失してしまった場合、運輸支局にて再発行が可能です。

 

認め印

シャチハタ以外の印鑑を用意しましょう。

 

自賠責保険証明書(新旧2枚)

  • 現在契約している期限内の自賠責保険証明書
  • 新規に加入した自賠責保険証明書

これら2枚が必要となります。

 

車検を受ける日までに、損害保険会社の支店、または取り扱いのある車屋にて、加入手続きを行います。または車検当日に、運輸支局で加入手続きをすることも可能です。

 

自動車税納税証明書

毎年5月頃に送られてくる自動車税納付書にて納付するともらえる証明書です。

 

ただし普通車の場合、以下の条件を満たせば納税証明書が不要となります。

  • 自動車税を滞納していない
  • 自動車税の支払いから2〜3週間以上が経過している
  • 富山県、長野県、岐阜県、大阪府、鳥取県、岡山県、愛媛県、佐賀県以外の都道府県

 

納税証明書を紛失してしまった場合、下記の場所で再発行してもらえます。

  • 軽自動車 → 納付した市町村役場
  • 普通車 → 納付した県税事務所または運輸支局内の自動車税事務所

費用はかかりません。

 

記録簿、定期点検整備記録簿

ディーラーや整備工場で整備をしてもらうと貰えます。

 

必ずしも用意するものではありませんが、車検証に「点検整備記録簿記載なし」と記載されます。とくに問題はありませんが、法定24ヶ月点検が未実施という意味を示します。

 

気になるようなら用意されることをお勧めします。

 

自動車検査票・継続検査申請書・自動車重量税納付書

各運輸支局にて購入できるものです。車検を受ける当日に用意します。用紙発行窓口にて、数十円で購入できます。

 

書き方は、各運輸支局にて掲示されています。わからなければ、窓口の人に相談しましょう。

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ユーザー車検の基礎知識

車検を受ける場所

  • 軽自動車は「軽自動車検査協会」
  • 普通車は「自動車検査事務所」

で行います。一般的には、「運輸支局」と呼ばれています。

 

ユーザー車検は、全国どこでも受験可能です。

車検を受けられる期間

車検証に記載されている有効期限の1ヶ月前から受験可能です。

受付時間は平日「8:45~11:45」「13:00~15:45」です。

 

ユーザー車検の受け方

1 インターネットで事前予約する

にて、ユーザー車検の予約をします。利用が初めての人は、「アカウント登録」が必要となります。

 

自身のアカウントでログインしたら、画面の指示に沿って、必要事項を入力していきます。車検証を手元に用意し、間違いのないように記載しましょう。予約は、1〜2週間先まで可能です。

 

無事に予約が完了したら、予約番号を控えておきます。

 

ちなみに、予約なしでも当日受験は可能ですが、空きがないと受験を断られる可能性も。しっかりと予約しておきましょう。

 

2 必要書類を持って、ユーザー車検を受ける運輸支局へ

車検を受ける前には、必要書類を購入・記載したり、新規自賠責保険に未加入であれば加入手続きがあります。当日は、時間に余裕を持って行くようにしましょう。

 

必要書類が全て揃ったら、車検の窓口にて書類や予約のチェックをしてもらいます。不備や間違いがあれば、指摘してもらえます。

 

3 係員の指示に従って、検査を受ける

時間になったら、指示された「検査待機コース」へと、車検を受ける自動車で移動します。

検査を受ける前には、タイヤのホイールキャップを外しておくとスムーズです。

 

あとは、検査員や案内板の指示に従って操作するだけ。初心者で不安な方は、「初めてです」と検査員に伝えておくと、手順を教えてくれます。

 

4 書類を提出し、合格印をもらう

出口付近に「総合判定ボックス」があるので、そこに必要書類を提出します。問題なければ、自動車検査票に「合格印」がもらえます。

 

あとは、車検証交付窓口へ行き、さきほどの書類一式を提出。混んでいなければ数分で、新しい車検証とステッカーが交付されます。

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ユーザー車検のメリット・デメリット

メリット

費用が安く済む

ユーザー車検で支払う費用は、国で定めている「法定費用」のみ。

 

一方、店舗などに依頼すると「代行手数料」「整備料」などが発生します。これらの諸費用は、相場でおよそ3万円前後。その費用を節約できるのは、ユーザー車検の大きなメリットです。

車の税金に関する知識がつく

ユーザー車検は全て自分で行う必要があるので、支払う税金や保険料を把握していなければなりません。これをきっかけとして、車の税金に関する知識がつきます。

早ければ半日で終わる

運輸支局が混みあっておらずスムーズに行けば、半日で終わらせることが可能です。

店舗に依頼すると最低でも1日はかかるので、さくっと終わらせたい人にはピッタリです。

デメリット

安全性の不安がある

ユーザー車検は法令点検を受けずに通すことができるため、整備に対する不安が残ります。

 

とくに自動車の構造や整備に詳しくないと、自動車の不調・欠陥に気づきにくいでしょう。

 

思わぬ事故を防ぐためにも、最低でも4年に1回は、整備を依頼することをおすすめします。

 

平日しか受験できない

ユーザー車検は、平日しか受けることができません。会社員や平日に休みを取りにくい人は、時間の確保が難しいでしょう。

 

労力がかかる

ユーザー車検は、全ての工程を全部自分で行わなければならず、手間がかかります。

 

必要書類を用意し、車を運輸支局へ運び、書類に必要事項を記載し、規定金額を支払い、検査場に通し、車検証を受け取る…。

 

こうした一連の行動が「面倒くさい」「自信がない」と思う方は、代行を利用した方が労力を使わずに済みます。

 

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ユーザー車検に関するよくある質問

Q1.不合格になったらどうすればいい?

不合格となった箇所を整備・調整して、再度受験することが可能です。当日中ならば、最大で2回、無料で再検査してもらえます。

 

自動車に欠陥があって、当日中の再検査が無理ならば、窓口にて「限定自動車検査証」を発行してもらいましょう。15日間の有効期限がついた、一時的な車検証となります。

 

限定自動車検査証の再検査は、前回不合格だった箇所の再検査のみとなり、費用が1300円かかります。

 

Q2.ユーザー車検を通すコツは?

なるべく早い時間帯を予約する

たとえば午前中なら、不合格となっても午後に再受験することも可能です。その日のうちに終わらせたいなら、早めの時間帯を予約しましょう。

 

不安なら事前に見学しておく

初心者で車検を無事に通せるか不安なら、窓口の人に見学したい旨を伝えましょう。どんな感じで車検が進行するのか、見学することができます

 

運輸支局近くの民間テスター屋を利用する

車検を通す前に、民間の整備工場にてテスターを受けることができます。テスターとは、本番の車検と同じ点検を受けることで、不合格箇所があれば調整してもらえます。

 

ただし費用がかかり、相場で2000円〜3000円程度です。

 

Q3.車検切れで運輸支局まで行けないときは?

仮ナンバーを取得して、運輸支局まで運転していきましょう。仮ナンバーとは、「臨時で公道を運転することができるナンバー」のことです。

 

仮ナンバーの取得方法は、住居地のある市区町村役場です。役所の窓口にある申請用紙に必要事項を記載し、手数料を支払えば仮ナンバーが貸出されます。手数料はおよそ750円〜800円です。

 

有効期間は5日間なので、その間に仮ナンバーを返すようにしましょう。

 

Q4.自動車税を未払いのまま車検に通すことは可能?

自動車税未払いのままでは、車検に通すことはできません。

 

車検が5月にある場合、自動車税納付書が届き次第、コンビニや郵便局などで現金で支払いましょう。その場で納税証明書が受け取れるからです

 

インターネット経由だと、反映までに時間がかかってしまい、車検有効期間までに間に合わない可能性がありますので、注意しましょう。

 

※参考:

自動車重量税の税額表|国土交通省

自動車検査・登録ガイド|国土交通省

自賠責保険料一覧表|保険のまめ知識

ユーザー車検の受け方|新潟運輸支局

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