車検の相場:初めてでも分かりやすい車検費用とお得な受け方

  • 車検費用は受け方で異なる。ユーザー車検という個人で行う方法ではディーラー車検の半額
  • 車種、地域、方法によって車検に5万円以上の差も
  • 車検が切れたまま走行すると無車検車運行となり、厳しい処罰の対象になる
  • 車検は車検満了日40日前から受けられ、通常2~3日で完了する
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受け方の違いで見る車検の相場一覧

 

 

相場

メリット

デメリット

普通(1.5t)

ディーラー車検

7万円~

10万円~

クオリティの高さ

費用が高い

民間整備工場

6.6万円~

9.1万円~

技術への信頼と柔軟な対応

費用がマチマチ

カー用品店

4.2万円~

6.2万円~

気軽さと独自のサービス

技術レベルが高くない

車検チェーン店

4.9万円~

6.1万円~

全国に店舗があり、低価格

整備が必要な場合は

別途費用がかかる

ガソリンスタンド

3.8万円~

5.7万円~

価格と手軽さ

車検品質にバラツキがある

ユーザー車検

3万円~

5.2万円~

ディーラー車検の

半額で車検ができる

自ら車検作業をする必要があり

実際のコスパは微妙

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車検の受け方は特長で選ぼう

主な車検方法6つ

最高のクオリティを得るなら「ディーラー車検」

ディーラー車検

メリット:クオリティの高さ

デメリット:費用が高い

 

従来の車検知識に加え、コンピューター制御に関する高い知識が必要なハイブリッドカーの場合も車検だけでは気がつかない故障まで直すことができます。メーカーとしての責任と専門的な知識と設備が備わっているため、車検品質への安心や信頼度は最高クラスとなります。

 

 

 

車にこだわるなら「民間整備工場」

民間整備工場

メリット:技術への信頼と柔軟な対応

デメリット:費用がマチマチ

 

例えば外車専門の車検工場や使う部品を予算に合わせて選んでくれるなど、高い柔軟性が特長です。

認証工場と指定工場の二種類に分かれていますが、どちらを選んでも技術レベルが高いため安心して依頼できます。

 

 

 

買い物のような気軽さで車検ができる「カー用品店」

カー用品店

メリット:気軽さと独自のサービス

デメリット:技術レベルが高くない

 

車検方法がマニュアル化されていますので、低価格で安定したサービス品質での車検が受けられます。また、店内の商品からエンジンオイルを選べるなど、独自のサービスが展開されています。買い物に来た雰囲気のまま気軽に車検できます。

 

 

 

安くて早くて安心「車検チェーン店」

車検チェーン店

メリット:全国に店舗があり、車検基本料を抑えた低価格での車検ができる

デメリット:整備が必要な場合は別途費用が必要

 

徹底的な効率化を図り、数人がかりで点検を済ませ、自社敷地内の車検ラインでテストを行い書類を作成します。また基本的に点検や整備は行いませんので、車にトラブルがなければ最短30分で完了します。

 

 

 

いつもと同じお店で手軽な車検「ガソリンスタンド」

ガソリンスタンド

メリット:価格と手軽さ

デメリット:車検品質にバラツキがあるため、品質を求めるなら信頼できるお店を探す必要がある

 

いつもの給油に加えて気軽に車検が行えるメリットと価格が安く幅広い車種に対応しています。敷地内に工場があり点検を行う場合と、指定工場と提携し受付だけを代行している場合があります。

 

 

 

車の整備が好きなら「ユーザー車検」

ユーザー車検

メリット:ディーラー車検の半額で車検ができる

デメリット:自ら車検作業をする必要があり、整備の必要が出た場合も自分で行うため実際のコストパフォーマンスはそれほど良くない

 

自ら車検作業をする必要があるため、車の整備が好きな人におすすめの車検方法です。

 

ユーザー車検に資格はいらない

自分で点検することになるユーザー車検ですが、資格は必要ありません。

簡単な流れはこのようになります。

  • 普通自動車は陸運局、軽自動車は軽自動車検査協会へ予約する
  • 必要書類の準備
  • 車を持ち込む
  • 検査
  • 合格すれば完了

 

ユーザー車検であることを伝えると、検査員の指示に従って検査項目をチェックしていくことができます。

 

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軽自動車のディーラー車検は7万円~が目安

 

 

ダイハツ

スズキ

ホンダ

三菱

日産

トヨタ

OEM

マツダ

OEM

スバル

OEM

自動車重量税

6600円

自賠責保険料

2.5万円(24か月契約)

印紙代

1100円

24ヶ月点検料

1.3万円

2.4万円

1.8万円

1.8万円

1.3万円

1万円

1.6万円

1.5万円

検査代行手数料

1.2万円

9720円

8640円

9720円

9660円

1.1万円

1万円

1.1万円

保安確認検査料

1万円

6480円

6480円

8640円

9240円

9612円

7350円

4500円

下回り洗浄

4320円

3780円

5400円

4200円

4860円

支払い合計

6.9万円 7.8万円 7万円 6.9万円 6.5万円 7万円 7.1万円 6.9万円

※各ディーラーの車検費用から引用。ディーラーごとのサービス内容には違いがあります。
※点検の結果、整備箇所が見られた場合や、13年経過車、18年経過車、エコカー減税対象車の場合は上記金額より増減します。

ディーラー車検が高額な理由

ディーラー車検は、ブランドとしての価値の提供を目指し、価格設定されています

国産車ディーラーの場合は費用を明記していますが、外車ディーラーのアウディの場合、車検するしないにかかわらず費用は見積りの後に伝えるとしています。

また、高いと言われてる理由の一つが、部品交換があった場合メーカー保証付きの純正部品を使い、安心の提供を目指しているからです。

この時点で費用が気になる場合、最適な車検方法を見つけることを目的に、車検費用の内訳を見ていきましょう。

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法定費用の3つの内訳

法定費用とは国で定められた検査を通すための費用です。3つの内訳について解説します。

 

1.自賠責保険

自賠責保険とは、自動車損害賠償保障法により絶対加入しなければいけない車両保険です。
強制保険とも言われ、車検の際に支払う金額については以下の様になっています。ちなみに平成29年4月から保険料が少し安くなっています。

 

自賠責保険切れの場合、「無保険運行」で自動車損害賠償保障法違反となり処罰の対象となります。

 

2.自動車重量税

自動車重量税とは、車の重量や経過年数により課税額が決まる税金です。車検の際に2年分を前もって支払うのが一般的です。ちなみにドイツ車の場合は車重が重いため、重量税も高くなる傾向があります。※車の重さは車検証に書かれています。

 

3.印紙代

印紙・証紙代とは車検証の発行に関わる手数料です。印紙や証紙を貼ることで、国から信用できると認められる証拠としての意味合いがあります。また、車検場所と車種によって変動するため確認が必要です。

 

軽自動車:3万2770円

軽自動車の場合

自賠責保険料は24ヶ月で2万5070円

車種/保険期間

12ヶ月

24ヶ月

25ヶ月

軽自動車

1万5130円

2万5070円

2万5880円

※沖縄県や離島など一部地域を除く

自動車重量税は6600円

 

24カ月契約

エコカー

エコカー以外

軽自動車

5000円

6600円

※13年経過車、18年経過車、エコカー減税対象車の場合は上記金額より増減します。

 

印紙代は1100円(指定工場で車検した場合)

工場区分

小型 (4・5ナンバー)

小型以外 (3ナンバー)

認証工場

1700円

1800円

指定工場

1100円

 

普通自動車:5万1530円(1.5t以下の場合)

普通自動車(1.5t)の場合

自賠責保険料は24ヶ月で2万5830円

車種/保険期間

12ヶ月

24ヶ月

25ヶ月

普通車

1万5520円

2万5830円

2万6680円

※沖縄県や離島など一部地域を除く

 

自動車重量税は2万4600円

 

24カ月契約

エコカー

エコカー以外

普通自動車(1.0t以下)

1万円

1万6400円

普通自動車(1.5t以下)

1万5000円

2万4600円

普通自動車(2.0t以下)

2万円

3万2800円

普通自動車(2.5t以下)

2万5000円

4万1000円

※13年経過車、18年経過車、エコカー減税対象車の場合は上記金額より増減します。

 

印紙代は1100円(指定工場で車検した場合)

工場区分

小型 (4・5ナンバー)

小型以外 (3ナンバー)

認証工場

1700円

1800円

指定工場

1100円

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車検基本料に含まれる3つの内訳

1. 24ヶ月点検料

24ヶ月点検とは法律で定められた点検です。車の基本的な性能と環境性能を56項目からチェックしています。

2. 検査代行手数料

お店側が依頼主に代わって陸運局に出向き、車検証の更新手続きを行う料金です。「検査代行料」「車検代行手数料」と表示されることもあります。

3. 保安確認検査料

ここまでの点検を終え、保安基準や車検証との整合性を確認し、今回の車検が正しく行われているかを検査するための料金です。

  • 排気ガス測定
  • ブレーキ・テスト
  • スピードメーター・テスト
  • サイドスリップ・テスト
  • ヘッドライト・テスト
  • 下回り検査

上記6つの項目について確認、検査を行います。

ディーラー車検の場合、オプションが付くことも

下廻り洗浄というオプションが付くこともあり、普段の洗車では落とせない汚れをスチームや薬剤を使い洗浄します。ディーラー車検の場合、オプションとして選択できる場合と費用に含まれている場合があり、様々です。

 

車検費用は「受け方」で安くなる

車検方法による価格差は、主に次の要素によって増減されます。

  • ブランドの付加価値
  • 専門知識や技術レベル
  • 効率化された車検マニュアル
  • 下回り洗浄などのオプションの有無
  • 検査に使う機材や交換部品の品質 など

上記は一例ですが、車検方法によって違いがあるため、車検の受け方を選ぶことで節約できます

特にディーラー以外を含め複数の見積もりを取った上で、いらない整備項目を外せばより費用を抑えられるため、車検の定石とされています。

 

ディーラーから購入した場合、流れで車検もお願いしてしまいがちですが、ディーラー側の都合で提携先の民間整備工場で整備を行う場合もありますので、自分の都合で車検方法を選ぶことが大切です。

 

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車検相場一覧表(車種別・地域別・車検方法別)

多くの人に選ばれる車検方法として

  • 車検チェーン店
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド

の3つを例に、各項目ごとに集計した相場価格です。

軽自動車の相場 N-BOX・タントなど

地域/業種・店名

車検チェーン店

カー用品店

ガソリンスタンド

車検のコバック

オートバックス

エネオス Dr.Drive

北海道(札幌市)

4.6万円

4.9万円~5.2万円

5.4万円~5.8万円

東京都(新宿区)

4.3万円~7万円

4.3万円~6万円

4.2万円~7万円

愛知県(名古屋市)

4.9万円~5.1万円

4.2万円~6.4万円

大阪府(大阪市)

4.2万円 ~4.6万円

4.2万円~4.9万円

3.8万円~6万円

福岡県(福岡市)

4.3万円~5.6万円

4.5万円~4.6万円

3.8万円~5.5万円

 

小型車の相場(~1.0t)アクア・フィットなど

地域/業種・店名

車検チェーン店

カー用品店

ガソリンスタンド

車検のコバック

オートバックス

エネオス Dr.Drive

北海道(札幌市)

5.7万円

6万円~6.3万円

6.6万円~6.9万円

東京都(新宿区)

5.4万円~8.1万円

5.9万円~7万円

5.3万円~8万円

愛知県(名古屋市)

5.9万円~6.1万円

5.3万円~7.5万円

大阪府(大阪市)

5.3万円~5.7万円

5.4万円~6万円

4.9万円~7.1万円

福岡県(福岡市)

5.4万円~6.9万円

5.5万円~5.6万円

4.9万円~6.6万円

 

中型車の相場(~1.5t)カローラ・シビックなど

地域/業種・店名

車検チェーン店

カー用品店

ガソリンスタンド

車検のコバック

オートバックス

エネオス Dr.Drive

北海道(札幌市)

6.5万円

6.8万円~7.1万円

7.7万円~7.9万円

東京都(新宿区)

6.2万円~9万円

6.7万円~7.9万円

6.1万円~8.9万円

愛知県(名古屋市)

6.8万円~7万円

6.1万円~8.4万円

大阪府(大阪市)

6.1万円~6.5万円

6.2万円~6.8万円

5.8万円~7.9万円

福岡県(福岡市)

6.2万円~7.7万円

6.4万円~6.6万円

5.7万円~7.4万円

 

大型車の相場(~2.0t)クラウン・スカイラインなど

地域/業種・店名

車検チェーン店

カー用品店

ガソリンスタンド

車検のコバック

オートバックス

エネオス Dr.Drive

北海道(札幌市)

7.3万円

7.6万円~7.9万円

8.6万円~8.8万円

東京都(新宿区)

7万円~10.1万円

7.5万円~8.7万円

7万円~9.7万円

愛知県(名古屋市)

7.6万円~7.8万円

6.9万円~9.2万円

大阪府(大阪市)

6.9万円~6.4万円

7万円~7.6万円

6.6万円~8.7万円

福岡県(福岡市)

7万円~8.7万円

7.2万円~7.3万円

6.5万円~8.3万円

※検索条件:2019年1月時点の最高値~最安値/各都道府県庁周辺30 Km以内/百円以下四捨五入

※点検の結果、整備箇所が見られた場合や、13年経過車、18年経過車、エコカー減税対象車の場合は上記金額より増減します。

※参考:楽天車検

 

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車検のよくある質問

車検に関してのよくある質問をまとめました。

Q1.車検のタイミングはいつ?

車検満了日の40日前から受けられます。
車検満了日は車検証または、車のフロントガラスに貼られている車検シールに書かれています。都合が良い日の車検予約をしましょう。

Q2.車検が切れたままだとどうなるの?

車検のない状態で公道を走ると、無車検車運行という道路運送車両法違反となり厳しい処罰の対象となります。すでに車検が切れている場合は仮ナンバーを取得するか、積載車等で搬送することで対応できますので、できるだけ早い車検をしましょう。

Q3.車検を早く済ませたい。完了までどれくらいかかるの?

車検はお店によりますが、通常なら2~3日で完了します

 

車検業界の混雑のピークは以下の通りです。

 

  • 新年度の4月
  • 年末の12月

時期によっては注意が必要です。

 

早く車検を済ませたい場合、おすすめはフランチャイズ系の車検専門店。整備を要するトラブルがなければ最短30分で返却されることもあります。

Q4.車検のときは車内はそのままでいいの?

車検のために特別に何かをする必要はありません。
貴重品等はご自身での管理が必要ですが、ディーラーや整備工場での車検には、無料で室内クリーニングをしてくれる場合が多く、チャイルドシート等もそのままの状態で出しても問題ありません

Q5.車検に必要な持ち物とは?

これらが必要です。

  • 車検証
  • 自動車損害賠償責任保険証明書
  • 自動車税納税証明書
  • 使用者の印鑑と車検費用

書類をなくした場合、契約している保険代理店等で一部有料にて再発行できます

 

その他、ユーザー車検を受ける場合は上記に加え、次の3つも必要です。

  • 自動車検査票
  • 自動車重量税納付書
  • 継続検査申請書

詳しくは受け入れ先のお店、または車検工場にお問い合わせください。

Q6.他人名義でも受けられますか?

下記三つの条件がそろっていれば、他人名義でも車検が受けられます。

  • 通常の車検に必要な書類があること
  • 車検に出す人の認印と身分証があること
  • 所有者の委任状があること

 

※参考:

車検や修理の情報満載グーピット(GooPit)

日本自動車整備振興会連合会(JASPA)

自動車保険ガイド

三井ダイレクト損保

自動車重量税 | 最新(2018年5月1日)

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