- エアコンはサイズやクラスによって価格が大きく異なる
- 6畳用のベーシッククラスなら3万円〜購入可能
- セールやモデルチェンジ時期だと10万円以上安くなる場合も
- エアコン用コンセントやプラグの形状をチェック。合わなければ発火の恐れあり
- 特殊な取付・取外し工事には追加料金が発生することも
【サイズ・クラス別】エアコンの相場
サイズ | 最上位クラス | ミドルクラス | ベーシック |
---|---|---|---|
6〜10畳用 | 6万〜15万円 | 4万〜8万円 | 3万〜5万円 |
12〜20畳用 | 12万〜25万円 | 9万〜15万円 | 6万〜9万円 |
22畳用〜 | 15万〜 | 12万〜18万円 | 8万〜12万円 |
エアコンはサイズやクラスによって価格が異なります。サイズが大きく、上位クラスであるほど価格は高くなります。
サイズが小さく、ベーシッククラスであれば3万〜購入可能ですが、高性能を求めると10万円以上になります。
新品でなくてもかまわないという方は、中古のエアコンもおすすめです。エアコン市場では大手メーカーのエアコンも豊富に取り揃えています。
エアコンはサイズ・クラスで選ぼう
エアコンを選ぶ際は、どの部屋に設置するか、どの機能が必要かを検討しましょう。ポイントは下記の2つです。
- サイズ:部屋の広さに合っているか
- クラス:必要な機能が搭載されているか
サイズ別のポイント
6〜10畳用
一人暮らしのワンルームや寝室、子供部屋におすすめです。
比較的小さな部屋であれば、3万〜8万円のベーシックなクラスでも十分に機能します。
12~20畳用
リビングやダイニングなど広めの部屋におすすめです。
滞在時間が長い部屋には、快適さを求めて上位クラスを設置する方が多いです。
22畳以上用
吹き抜けのあるリビングや広いダイニングにおすすめです。
最上位クラスだと40万円以上するので、予算や必要機能を吟味して選びましょう。
クラス別のポイント
エアコンのクラスは大きく3つに分けられます。
- 最上位クラス
- ミドルクラス
- ベーシッククラス
各クラスによって特徴や料金が異なります。
最上位クラス
各メーカーの最上位クラスは、冷暖房の効きが良いのはもちろん、人気機能が充実しています。搭載機能はメーカーによって様々ですが、下記の5つが搭載される場合が多いです。
- 一瞬で部屋を快適に「瞬間冷暖房」
- 必要な人へ自動で送風「体温センサー」
- 部屋の温度を統一「気流コントロール」
- 空気も綺麗に「空気清浄」
- フィルター掃除の手間が減少「自動掃除」
機能が充実している分価格も高くなりますが、省エネのため電気代を抑えることが可能です。エアコンを5年以上使用する場合や、滞在時間が長い部屋に設置することをおすすめします。
ミドルクラス
買い求めやすい価格で冷暖房以外の機能も充実していますが、最上位クラスほどたくさんの機能は搭載されていません。
活用方法としては部屋の種類に応じて必要な機能のみ搭載されたエアコンを設置すると、価格を抑えつつ快適な空間をつくることができます。
(例)
- 滞在時間が長く利用者の多いリビング
「体温センサー」搭載 - 広いリビング・ダイニングをすぐに快適に
「瞬間冷暖房」搭載 - 綺麗な空気で過ごしたい寝室・子供部屋
「空気清浄」搭載 など
ベーシッククラス
「とにかくエアコンが欲しい」という場合はベーシッククラスがおすすめです。
基本的な冷暖房機能が搭載されており、3万〜8万円の低価格で購入できます。
エアコンを安く購入するコツ3つ
- 最新機種の発売前月の値下げを狙う
- 家電量販店のセールを狙う
- 中古エアコンを買う
下記でくわしくご説明します。
1000台以上の豊富な品ぞろえ。大手メーカーも!中古エアコン専門店「エアコン市場」
1.最新機種の発売前月の値下げを狙う
毎年新機種が発売されるエアコンは、各メーカーが最新機種を発売する前月に、旧クラスを売り切るため値下げされます。
物によっては発売当初と比べて10万円以上安く購入できることも。
値下げ時期はクラスによって異なります。
- 最上位クラス:7〜11月
- ミドル・ベーシッククラス:1〜4月
2.家電量販店のセールを狙う
家電量販店は3つの時期にセールを行う場合が多いです。
- 決算セール:2〜3月
- 年末・年始セール:12月末〜1月上旬
- サマーセール:7月
3.中古エアコンを買う
サイズ | 相場 |
---|---|
6〜10畳用 | 1万〜8万円 |
12〜20畳用 | 3.5万〜15万円 |
22畳用〜 | 5万〜20万円 |
ベーシッククラスよりもさらに安く購入したいなら、中古エアコンがおすすめです。サイズやクラス、年式によって異なりますが、安いものだと1〜5万円で購入できます。
一般的にエアコンの寿命は10年だといわれているので、中古エアコンを選ぶ場合は年式をチェックしましょう。
エアコンの取り付け費用
新品・中古 | サイズ | 費用 |
---|---|---|
新品エアコン | 6〜12畳用 | 1万〜1.2万 |
13畳用〜 | 1.2万〜1.5万円 | |
中古エアコン | 工事内容により異なる | 8000円〜1万円 |
購入したエアコンは専門業者に取り付けてもらうことが多く、取り付け費用がかかります。工事内容によっても異なりますが、新品なら1万円〜1.5万円、中古なら8000円〜1万円が相場です。
標準工事の内容(追加料金なし)
- 配管パイプ:4mまで
- 配管穴あけ:木造・モルタル1ヶ所(コンクリートやタイルへは別料金)
- 連絡電線:4mまで
- 室外機:大地置き、ベランダ置き
- プラロック:樹脂製エアコン据付台
- アース線への接続:既存のものに限る
追加費用がかかることも
取付工事は標準工事以外だと追加料金が発生する場合もあります。料金トラブルを防ぐために、エアコン購入時に必ず見積もりを出してもらうようにしましょう。
工事項目 | 追加費用 | |
---|---|---|
室外機 | 3000~1.8万円 | |
エアコン用コンセント | 1.2万〜2万円 | |
配管4m以上 | 1mにつき 約2000円〜4000円 | |
追加パーツ取付 | 室内配管カバーの設置 | 1万800円〜 |
室外配管カバーの設置 | 5400円〜 | |
タイルへの穴あけ | 5400円〜 | |
コンクリートへの穴あけ | 1万6200円〜 | |
耐火キャップの設置 | 5400円〜 |
室外機
標準工事
ベランダや大地に直接室外機を置く場合は、標準工事で可能です。
特殊取付
屋根の上や壁面などの特殊な取り付けの場合は追加料金が発生する可能性が高いです。
追加料金の相場は設置方法によって異なりますが、3000円〜1万8000円です。
エアコン用コンセント
エアコンを使用するには電圧が高めの専用コンセントが必要です。
購入前にあらかじめコンセントの電圧やエアコンとプラグの形が合うかを確認しておきましょう。
電圧が不足していたり合わないプラグで無理に使用すると発火の恐れがあります。
専用コンセントがない場合は回路を増設し、電圧の切り替えやブレーカーの取り換えが必要となります。
総額で1万5000円〜2万円ほどの追加料金が必要です。
詳しくはこちら>>エアコンサポートセンター
配管4m以上
エアコン本体と室外機を繋ぐ配管の長さは、4m以内であれば標準工事で可能です。
しかし4m以上になると、1mにつき約2000〜4000円の追加料金が発生する場合があります。
追加パーツ取付
下記の追加パーツの取り付けや穴あけ作業も追加料金がかかります。
- 室内機・室外機の配管カバーの設置
- 耐火キャップ
- タイル・コンクリートへの穴あけ
追加パーツの取り付けが必要かは業者の方が確認をしてくれるので、取り付けたい場合はお願いしましょう。
古いエアコンの取り外し費用
取り外し費用は約4000〜5000円です。
取り外したエアコンの処分には、購入した家電量販店の無料回収サービスを利用するのをおすすめします。
まだ使用可能なエアコンなら、買取に出すこともできます。
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