- 高額査定を目指すなら専門店への持ち込み査定がおすすめ
- 買取価格UPのために①不要になったら早く売る②機材はセットで出す
- 各種アクセサリーはフリマアプリで簡単に売却もできる
- 少しの欠陥なら買取してもらえることも
- 売却前には機材のメンテナンス・洗浄を忘れない
DJ機材売却方法
売却方法▶ ▼比較項目 | 買取専門店 | リサイクル | フリマアプリ |
---|---|---|---|
高価買取 | ◎ | △ | 〇 |
手軽さ | 〇 | ◎ | △ |
即日 | ◎ | ◎ | △ |
見積のみOK | ◎ | ◎ | ー |
DJ機材のプレーヤーやターンテーブル・シンセサイザー・外部MIDIコントローラーなどは、買取専門業者やAV機器専門店で売ることができます。
中古であっても、有名メーカーや希少価値の高い機材の場合、専門業者では高額で買取してもらえます。アナログタイプやレコードなどのヴィンテージ機器は更に高額で買取をしている業者もあります。
買取専門業者、リサイクルショップ、フリマアプリなど売却先は多数ありますが、高値で売却をするならば、「買取専門業者、フリマアプリ」がおすすめです。
買取方法を詳しく説明していきます。
買取専門業者
メリット
- 希少なDJ機材でも査定が可能
- 人気機材を把握しているので正確な査定が可能
- ヴィンテージ機器の査定も可能
- 多少欠陥があっても買取可能なことも
デメリット
- 買取業者によって査定額に差がでる
- 店舗が遠いと運搬が大変なことも
買取専門業者では、DJ機材に精通した鑑定士から査定を受けることができます。ヴィンテージのものから最新のものまで把握しているので、安心して依頼できるでしょう。
少しの欠陥程度であれば、買取してもらえることも。ただし買取業者によって変わってくるため、複数の店舗への持ち込みをして比較するのをおすすめします。
買取専門店での注意点
保管状態が良い機器ならば高額買取が可能といえます。内部に埃がなく、中古といえども長期的に使える機器は査定金額もそれなりに高くなります。
しかし保存状態が悪く、内部に埃や傷が多い機材に関しては査定金額が大幅に下がってしまう可能性があります。減額の対象にならないよう、機器のメンテナンス、洗浄をしてから買取に出しましょう。
リサイクルショップ
メリット
- 不用品もまとめて買取に出せる
- 手軽に売却できる
- 大型機材は自宅まで引取可能なことも
デメリット
- 高額査定は難しい
- 専門的な査定は望めない
- 近くに店舗がない場合は持ち運ぶ手間がかかる
リサイクルショップの良さは、手軽に売却が可能で、小物類や他の不用品も一緒に買取に出せることです。またアンプなど重量のある機器の売却の際には自宅まで引き取りに来てくれることも。
リサイクルショップへの売却は、専門的な知識も少ないために、高価買取はあまり期待できません。中には出来るだけ低い金額で見積もりをしてくる業者もあるので、注意が必要です。
どちらにしても買取専門業者やフリマアプリよりは評価は低くなるケースが多くなります。
各種アクセサリー売却がおすすめ
リサイクルショップでは中古市場にあまりないような商品も買取しています。
ヘッドフォンなどの各種アクセサリーやDJコントローラーなどを高価買取しているところもあります。ショップへ持っていく手間もかかるため、大型のものではなく小型で持ち運びしやすいものを売却するといいでしょう。
コントローラーは、スマホやタブレットに対応しているmixtourシリーズとBeatpad、wegoなど、新作のDJ機材は高値での買取が期待できます。
目新しい機器の売却ならばリサイクルショップでも高値売却が可能ですが、そうでない場合は専門店のほうが目利きの査定をしてくれるでしょう。
フリマアプリ
メリット
- 希望価格での売却が望める
- 買い手がすぐに見つかる可能性が高い
デメリット
- 送料、出品手数料がかかる
- 出品や買い手とのやり取りが手間
- 売却後、機器の状態によってクレームになる場合がある
フリマアプリは自分で値段をつけて希望の金額でDJ機材の売却が可能です。スマホやPCで気軽に利用できるため、多くの人が商品を検索でき早めに売却できることも。
売却可能な機材
- 発売したばかりのDJ機材
- 4デッキミックス
- 各種アクセサリー
- 国内外メーカー品
トランス、ハウス、テクノなどの4つ打ちのDJ機材などの比較的新しいDJ機材はすぐに購入者が現れ、高値での売却が可能となります。
ヴィンテージ機材はフリマアプリで出品するには難しく、新しい機器のほうが高額取引をしているケースが多いです。
従来のCDJなどのDJ機材は2デッキまでのプレイでしたが、近年は4デッキミックスが可能な機器が誕生し、以前と比べて性能が高く、充実したプレイが可能となっています。従来の2デッキプレイのターンテーブルよりも十分に利用価値があり、高い人気があります。
各種アクセサリーやシンセサイザー・サンプラーなどは、国内の大手音楽機器メーカーだけでなく、海外のメーカーなども需要が高く、高値で取引されています。
- メーカー一例
- 国内:pioneer、korg、Roland
- 海外:Moog(米)、Access(スウェーデン)
フリマアプリ出品の注意点
- アプリ利用手数料・送料の負担がある
- 十分なメンテナンスを済ませる
- 欠陥は出品時に明記する
- 梱包はしっかりと行う
各フリマアプリの利用においては、10%~20%あたりの手数料と送料の負担が必要です。売上代金から引かれるので、その点も考慮した上で値段を設定し、商品を売却することをおすすめします。
フリマアプリで出品する際にも内部の掃除やメンテナンスは怠らないようにしましょう。もし機材に欠陥があるようならば正直に明記して売却をすることが大切です。
梱包にも細心の注意を払う必要があります。精密機器なので、輸送中に故障してしまわないよう、緩衝材を十分に巻きつける等の工夫が必要です。
売却後に購入者からクレームがきてトラブルにならないように、丁寧さを心掛けましょう。
高価買取を目指すコツ5つ
- DJ機材に詳しい買取業者を探す
- 不要になるとすぐに査定に出す
- セット物はセットのままで買取へ
- グレードやメーカーをチェック
- メンテナンス・洗浄をしておく
DJ機材に詳しい買取業者を探す
DJ機材の買取は、メーカーや品物の状態によっても差が出ます。また、人気の機器メーカーなども把握している必要があるため、知識が豊富で機材やメーカーの希少価値を見出せる業者であることが必要になります。
中には専門家のみが知るような優良な海外メーカーのDJ機材などもあるので、査定の際にはより機器に詳しい専門業者への買取が良いでしょう。
業者のホームページや口コミなどを参考に探していきましょう。
不要になるとすぐに査定に出す
DJ機材は、電源を入れないで置いておくだけも劣化します。いらなくなったターンテーブルやMIDI コントローラ、CDJ、ヘッドフォンなどはできるだけ早く査定に出す事をおすすめします。
セット物はセットのままで買取へ
専門店での売却ならば、DJ機材とミキサーが一体化したタイプも高価買取をしています。一般的なターンテーブルももちろん買取をしていますが、一体型の高額なセットは専門店での売却がおすすめです。
すべての機器が一つになっているので定価も高く、ターンテーブルやミキサーの単体よりも高い値段での査定が見込めます。
グレードやメーカーをチェック
グレード
DJ機材も、「CDJ(プレーヤー)」「PCDJ(PCも使用する)」「VDJ(映像と音楽を同時に扱う)」など種類やグレードが豊富です。
たとえば有名メーカーのパイオニアのCDJシリーズのグレードでは、エントリーモデルから音楽フェスやクラブハウス向けなど種類も多く分かれています。
グレードの高いモデルほどパフォーマンスが高く、オープン価格も高額になりその分査定金額にも差が生じます。
機材の性能が高いほうが人気や需要も高く、高額買取になりやすいと言えます。ターンテーブルとミキサーを同時に出すならば、さらに高い査定額が望めます。
メーカー
中古市場で、特に海外メーカーの「MoogやAccess」などの需要が高い理由はいくつかあります。
- 国内に品数が少ない
- 定価が高額なため中古需要が高まる
- 国産とは異なったサンプリングデータがあり、ユニークな機器が多い
国産メーカー「KorgやRolandやYAMAHA」などは国内ブランドなので、中古市場でも品数が多くその分買取金額が安くなってしまう可能性があります。しかし海外のメーカーは品数が少ない分、中古市場でも高値の買取をしている業者が多いのです。
メンテナンス・洗浄をしておく
どの売却方法を選択しても、次の人の手に渡る前にしっかりとメンテナンスと洗浄をしておくことが大切です。エアーダスターなどを使って細かい部分のホコリを取るなどしておきましょう。
店舗での査定も、丁寧に扱われていたことが分かる機材は印象が良くなり、査定額にも影響されます。
メンテナンスをしておくことで、小さな欠陥にも気づくことができ後々のトラブルを防ぐこともできます。
欠陥のある機材は買取できるのか
- OK:ボタン不足、スレや小傷など軽度の欠陥
- NG:電源が入らない、途中でターンオフする
欠陥の度合い次第ですが、買取をしてもらえることが多いです。
ただし、電源が入らない場合やプレイ中に電源が落ちてしまうのは致命的な欠陥となり、買取は不可能であることが多いです。メーカー修理で数万円発生してしまう可能性もあります。
ターンテーブル、シンセ、DJミキサなども同じく途中で電源が落ちてしまう状態、または電源が入らない機器などは買取に対応していない業者が多く、ジャンク品扱いとなってしまいます。
もし、楽器を購入予定で下取りに出す場合ならば、パーツ取りとして買取可能なこともありますが、下取り金額は1~2万円位と、一般の下取り金額の20%くらいの金額になってしまいます。
店舗や状態によっては、ジャンク品扱いとなると値段がつかないからと買取を断られる可能性もあります。