スポンサーリンク

ワーキングホリデーの費用:全23ヶ国の国別費用とアルバイトの収入

英語
  • ワーホリ人帰国1位イギリスの年間費用は200万円、収入は100万円が相場
  • ワーホリの費用は学費・生活費・ビザ申請料・保険・航空券
  • 安い国であれば最終的に100万円以下で1年間留学できる
スポンサーリンク

国別のワーキングホリデー相場表

留学して語学の勉強をしつつ、海外で働くこともできるのがワーキングホリデーですが、国によって物価や時給が異なるのでかかる費用は全く違います。

 

まずは、ワーキングホリデーで行ける国別の相場とアルバイトで稼げる収入をご覧ください。

費用アルバイト収入
カナダ180万円100万円
イギリス200万円100万円
オーストラリア200万円120万円
ニュージーランド150万円100万円
フランス200万円100万円
アイルランド150万円100万円
アルゼンチン120万円70万円
チリ120万円60万円
ドイツ150万円80万円
ポルトガル150万円100万円
ポーランド150万円70万円
スロバキア100万円50万円
オーストリア130万円80万円
ハンガリー100万円50万円
スペイン150万円100万円
チェコ130万円60万円
ノルウェー200万円80万円
デンマーク170万円80万円
リトアニア100万円60万円
アイスランド200万円120万円
韓国100万円80万円
台湾100万円60万円
香港210万円60万円

ワーキングホリデーとして行ける国は全部で23ヶ国で、かかる費用もアルバイトの時給もかなり幅があります。

 

アルバイトの時給は400〜2000円までの幅があります。自分が学びたいことが得られる環境に行くことが一番大切ですが、それでも候補が絞れない場合は、より稼げる場所を選ぶというのも得策です。

 

物価は、ヨーロッパが高くアジア圏や南アメリカが比較的安いというのが一般的です。

 

ほとんどの国で日本と同じように最低時給が決められていますが、以下の4つの国においては最低時給が決められていません。

  1. オーストリア
  2. ノルウェー
  3. デンマーク
  4. アイスランド

 

最低時給が決められていないため、アルバイトの時給はピンからキリまであります。もし、これら4つの国でワーキングホリデーをする場合は、お給料のことを十分吟味して仕事を選ぶ必要があります。

スポンサーリンク

ワーキングホリデーに必要な費用

留学費用の内訳

ワーキングホリデーに行くためにかかる費用は、主に5つです。

  1. ビザ申請料
  2. 航空券
  3. 海外保険代
  4. 学費
  5. 生活費

ビザの申請手数料

ワーキングホリデービザと呼ばれる専用のビザを取得するために必要な手数料のことで、無料の国もあれば5万円ほどかかる国もあります。例えば、以下の国はビザの申請手数料が無料です。

  • フランス
  • ドイツ
  • ニュージーランド
  • デンマーク
  • ポルトガル
  • 韓国
  • 台湾
  • 香港

 

もちろん申請手数料は無料の方が良いですが、手数料が無料だとしても申請当日に受け取りたい場合は料金がかかることもあります。

 

他にも、渡航した後にビザの申請をすると料金がかかることもあるので、よく調べてからビザの申請をするようにしてください。

航空券

日本からワーキングホリデーをする国に行くための、飛行機のチケット代です。

 

日本から近ければ近いほどチケットは安くなりますが、ヨーロッパなどの遠い国になるとチケット代はどんどん高くなります。

 

飛行機代を節約するコツは、LCC(格安航空券)を利用したり、オープンチケットと呼ばれる帰国する日を変更できるチケットを購入したりするという方法があります。

海外保険

海外保険の費用相場は年間10〜20万円ほどです。事故・怪我・病気など万が一の事態が起こってしまった時のために入っておくべきですが、流石に10万円以上の保険代は高いと思う方もいるでしょう。

 

海外保険を節約する方法は主に2つあります。

  1. クレジットカードの付帯保険を利用する
  2. 海外で保険に入る

 

まず、クレジットカードの付帯保険を利用できる場合があります。カードを持っているだけで保険に入っていることになっているため、追加の料金はかかりません。

 

しかし、カードの付帯保険には期間が限定されているものも多いです。例えば3ヶ月のみの限定といった場合もあるので、よく確認しましょう。

学費

語学学校の学費は学校に通う期間によって異なりますが、相場は3ヶ月30〜50万円ほどになります。

 

学費を安く済ませる方法は少ないですし、むしろ高い学費を払ってでも質の良い学校に行った方が良いです。

 

すでに日常会話やビジネスレベルの英会話ができるのであれば語学学校に通わないという選択肢もあります。

生活費

生活費をもう少し詳しく言うと、以下のようなものがあります。

  • 家賃
  • 食費
  • 交通費
  • 交際費

家賃は、ホームステイをするか、シェアハウスをするか、一人暮らしをするかによって費用が異なります。

 

基本的に、シェアハウスが最も安い方法となりますが、食費を節約できることを考えるとホームステイがおすすめです。

 

ホームステイであればその国の文化を知ることができるメリットもあります。ただ、韓国のようにホームステイの文化が無い国もあるので気をつけましょう。

 

交際費に関しては、予算が許す限り使った方が良いでしょう。せっかく海外に行くのですから、外国人の友達を作って存分に楽しむ時間も大切です。

スポンサーリンク

人気のある国のワーホリ費用

これまでに紹介したようにワーキングホリデーで行ける国は23ヶ国ありますが、特に人気のある国は以下の5つの国です。

  1. イギリス
  2. カナダ
  3. アイルランド
  4. オーストラリア
  5. ニュージーランド

 

ここからは、これら5つの国のワーホリ費用とアルバイトで稼げる収入や時給について、さらに詳しく紹介します。数字は全て1年間あたりの費用の目安となります。

イギリス

項目費用(収入)
学費100万円
ビザ申請料2.5万円
飛行機代12万円
海外保険13万円
生活費80万円
アルバイトの収入(100万円)
合計 (費用-収入)107.5万円

アメリカの英語と少し違うブリティッシュイングリッシュを学べるイギリスでは、1年間で108万円ほどの費用が必要になります。

 

ただし、アルバイト代が不明確な初期の費用としては200万円以上を用意しておいた方が良いでしょう。

 

この表内の金額は1年間の額です。イギリスの滞在可能期間は最大で2年間となるため、2年滞在する場合は、400万円は用意しておいた方が良いです。

カナダ

項目費用(収入)
学費70万円
ビザ申請料1.5万円
飛行機代15万円
海外保険15万円
生活費100万円
アルバイトの収入(100万円)
合計 (費用-収入)101.5万円

アメリカやイギリスなどのヨーロッパ各国と比べると物価が安く人気があるカナダは、1年間で100万円ほどの費用がかかります。

 

カナダにワーキングホリデーに行くためのビザの申請費用は、1.5万円ほどです。

 

海外保険代として15万円の費用を計算に入れています。カナダで病気になったり怪我をしたりすると日本にいるよりも高い医療費がかかってしまいます。ですから、海外保険には万が一のために加入しておいた方が良いです。

 

学費は70万円ほどとしていますが、こちらは半年ほどの学費を想定していて、3ヶ月ほどの期間であれば50万円程度の学費で済む可能性もあります。語学学校が都心にあるか田舎にあるかによっても異なるので、学費を安くしたいのであれば地方にある学校を選びましょう。

 

カナダの時給は最低でも950円を超え、場所によっては1200円以上の時給を貰える可能性もあります。

アイルランド

項目費用(収入)
学費50万円
ビザ申請料3.7万円
飛行機代10万円
海外保険15万円
生活費70万円
アルバイトの収入(100万円)
合計 (費用-収入)48.7万円

アイルランドの物価は決して安くありません。しかし、その分アルバイトの時給も高いので稼ぎやすいのも事実です。

 

アイルランドでワーキングホリデーをするためのビザは2016年まで無料でしたが、2017年からビザの申請費用がかかるようになりました。

申請料自体は7000円ほどですが、それに加えて、アイルランドに入国する際に約3万円の料金を支払う必要があります。

 

アイルランドでの生活費は、シェアハウスなどの家賃が安い場所であれば1ヶ月5万円ほどの部屋を見つけることが可能です。ホームステイであれば7万円ほどのステイ先が見つけることもでき、食費を節約することもできます。

 

高いものであれば1200〜1600円の時給でアルバイトを探すこともできるので、仕事を探すときの参考にしてみてください。

オーストラリア

項目費用(収入)
学費50万円
ビザ申請料3.5万円
飛行機代10万円
海外保険20万円
生活費100万円
アルバイトの収入(100万円)
合計 (費用-収入)83.5万円

オーストラリアの語学学校に通う場合、学費は3ヶ月で50万円程度かかるのが一般的です。

 

ビザ申請料は3万円以上かかります。オーストラリアの場合は、ビザ申請をインターネットで行うことができるというメリットがあります。

 

オーストラリアでは1年間で100万円ほどの生活費がかかります。ワーキングホリデーができる国の中でもかなり治安が良く、非常に人気があります。

 

アルバイトの時給も日本より高いことが多く、1200円以上のアルバイトもたくさんあります。日本人が働きやすい日本食のレストランも多いので、まずは日本食レストランで働いてみるのが良いでしょう。

ニュージーランド

項目費用(収入)
学費50万円
ビザ申請料約3000円
飛行機代10万円
海外保険15万円
生活費70万円
アルバイトの収入(80万円)
合計 (費用-収入)約65万円

ニュージーランドは、他の国と比べて物価が安いこともあり、人気のある国です。

 

ビザの申請料は無料ですが、税金として3500円の費用がかかります。

 

飛行機代も生活費も他の国と比べて安いですが、時給は比較的高い傾向にあります。最低時給も1300円以上と高待遇なため、留学しながらでも十分な額を稼ぐことが可能です。

 

人よりも羊の数が多いと言われるニュージーランドでは、他の国にはない農場でのアルバイトなども募集されています。日本ではなかなか経験できない仕事ができるので、ニュージーランドならではのアルバイトも体験してみてください。

 

もちろん、レストランなどの一般的なアルバイトもあり高い時給で働くことが可能です。バリスタなどの資格を取ることもできるので、留学とバイトだけではなく資格取得を目指すこともできます。

スポンサーリンク

ワーホリで行ける安い国の費用

ワーキングホリデーと普通に1年間留学した時とでは、アルバイトで稼げる収入がある分、ワーキングホリデーの方が費用を抑えることができます。

 

そんな中でも、以下の2ヶ国は費用を安く抑えられる場所として人気があります。もちろん、自分が学びたい言語を習得できる環境かどうかは重要ですが、もし海外で生活することが目的であるなど、自分の条件に合っている場合はおすすめです。

  1. 韓国
  2. 台湾

韓国

項目費用(収入)
学費30万円
ビザ申請料0円
飛行機代3万円
海外保険10万円
生活費100万円
アルバイトの収入(80万円)
合計 (費用-収入)63万円

韓国のワーキングホリデーでは、ビザ申請費用飛行機代が他の国よりも安いです。

 

まず、韓国のビザは無料で申請することができるため2〜3万円は節約することができます。

 

さらに、日本から1時間程度のフライトで行くことができ、往復チケットでも2〜3万円で入手することが可能です。

 

アルバイトの時給に関しては、1000円を超えるものから600円の安いものまで幅広くあるため、自分のやりたい仕事とお給料を吟味して選ぶと良いでしょう。

 

韓国ではホームステイという習慣が無く、主に以下の3つの方法で生活することになります。

  • 下宿(ハスク)
  • コシテル
  • コシウォン

下宿(ハスク)では食事がつくタイプの住居なので、他の方法と比べて楽ですが少し高くなります。コシテルとはシャワー・トイレ付きの部屋のことで、コシウォンとはシャワー・トイレなしの部屋のことです。

台湾

項目費用(収入)
学費30万円
ビザ申請料0円
飛行機代4万円
海外保険15万円
生活費100万円
アルバイトの収入(60万円)
合計 (費用-収入)89万円

親日家が多く、過ごしやすいと人気の台湾。往復の飛行機代が他と比べてかなり安く4万円ほどとなっています。さらに、ビザの申請料も無料なのがポイントです。

 

しかし、アルバイトの最低時給が500円以下と、とても安いのがデメリットです。ワーキングホリデーのメリットである収入は、大きく想定しない方が良いでしょう。

 

一方で、日本語教師などの仕事であれば、高いお給料をもらうこともできます。もちろん教師の資格などを持っていると強みになりますが、持っていなくても塾の講師などであれば働くことが可能です。親日家が多い台湾ならではのアルバイトとも言えます。

タイトルとURLをコピーしました