- Twitter広告の費用単価はオークションで決定
- 限定的な広告ツイートは、1アクション40円〜100円
- 「上限入札単価」で費用の上限も設定可能
- 「プロモトレンド」は1回420万円で約2500万インプレッション獲得可能
- 地域や性別など細かくターゲティング可能
Twitter広告の単価と目的
広告の種類 | 単価 | 目的 |
---|---|---|
プロモアカウント | 1フォロワー | フォロワー数の増加 |
プロモツイート | 1エンゲージメント | RTやいいね、 |
プロモトレンド | 1回420万円 | トレンド欄に |
プロモアカウントとプロモツイートの広告費は決まっておらず、広告主が入札で決めることになっています。
Twitter広告の3つの特徴
プロモアカウント
アカウントの認知度向上・新規フォロワーの獲得を主な目的とした広告です。
特定ユーザーの「おすすめユーザー」欄に自分のアカウントを表示させることができます。
アカウントがフォローされた場合に費用が発生します。
単価相場:1フォロワーにつき約40円〜100円
例:プロモアカウントを利用して100人にフォローされた場合、4000円〜1万円の出費
プロモツイート
特定ツイートの拡散や商品・サービスのPRを主な目的とした広告です。
特定ユーザーの「タイムライン」に表示されるため目に入りやすく、RTやいいね、返信、リンククリック等を誘導させやすいです。
ユーザーからエンゲージメント(※)がある度に課金されます。
単価相場:1回につき約40〜80円
例:いいね80件・RT 70件・クリック50件・計200件のエンゲージメントの場合
8000円〜1万6000円の出費
※エンゲージメント:企業とユーザーの繋がりの強さをあらわす。Twitterではクリック・リツイート・返信・フォロー・いいねの5種類。
プロモトレンド
全ユーザーの「トレンド」の最上部に表示されるため、話題作りや大々的な告知に効果的で、イベントやキャンペーンのPRを主な目的とした広告です。
1日1枠限定で0時〜24時まで表示されるため、早い段階から出稿準備が必要です。
費用(固定料金制):1回 420万円
インプレッション数:圧倒的に多く、目安は2500万インプレッション(※)
※インプレッション:ユーザーに広告が表示された回数
Twitter広告のキャンペーン
表の6つが用意されています。
キャンペーン | 費用が発生するアクション条件 |
---|---|
ブランド認知度の向上 | アカウント・ツイートの表示が |
ツイートのエンゲージメント | RTやいいね、返信を獲得 |
フォロワー獲得 | 新規フォロワーを獲得 |
WEBサイトへの誘導 | 添付リンクをクリック |
アプリのインストール | アプリをインストール・起動 |
動画の再生 | 動画を視聴 |
特定のアクションのみを求めたい場合は、キャンペーンを設定することで、望むアクション以外に費用が発生することはありません。
ブランド認知度の向上
目的:とにかく多くのユーザーに自分のアカウントや特定ツイートを見て欲しい時
費用はインプレッション1000件ごとに発生し、フォロワーやエンゲージメントを獲得しても費用が発生することはありません。
ツイートのエンゲージメント
目的:特定ツイートを拡散させてRTやいいね、リプライが欲しい時
なお対象外のユーザーがRTやいいね、リプライした場合、費用は発生しません。
フォロワー獲得
目的:アカウントのフォロワーを増やしたい時
新規ユーザーがフォローした時のみ費用が発生します。
RTされても費用は発生しないので、拡散力のある広告ツイートを出すとより効果的です。
WEBサイトへの誘導・コンバージョン
目的:ホームページやブログへ集客したい時
添付したリンクをクリックした場合にのみ費用が発生するため、確実に集客数を伸ばすことができるでしょう。
アプリのインストール
目的:アプリのインストール数を伸ばしたい時
ユーザーがアプリをインストール・起動させた時に費用が発生します。
新規顧客の獲得はもちろん、過去インストールしたが現在はログインしていないユーザーにも訴求できます。
動画の再生
目的:広告動画のサイトへ誘導したい時
ユーザーが動画を3秒以上再生するか、フルスクリーンで動画を視聴した場合に費用が発生します。
動画広告はスキップするユーザーが多いので、前半でいかに目を惹けるかがポイントです。
Twitter広告の3つの入札方法と単価
入札方法 | 利用目的 | 単価 |
---|---|---|
自動入札 | 新規出稿後のデータ取得 | 自動設定 |
上限入札単価 | 限られた予算で広告出稿 | 単価上限を自身で設定 |
目標入札単価 | 関連性の高いユーザーへ | 総クリック数より入札額を |
費用単価はオークション形式により決められるため、競合の広告出稿主の数や入札額・予算、広告クオリティ等によって必要な費用は異なります。
競合が多いキーワード・ターゲットを狙うと、費用も高くなります。
自動入札
新規出稿してまずはデータを取得したい時に利用され、自身の目的・予算と平均単価に基づきTwitter社が最適な入札単価を自動で設定してくれます。
競争率の高いジャンルでも確実に広告表示させることができますが、単価が想定よりも高くなる傾向にあります。
上限入札単価
設定金額以上に費用が発生することはないので、限られた予算で広告出稿したい時に利用されます。
費用の総額が設定した上限金額に達した場合、広告が自動で終了します。
エンゲージメントごとに必要な費用を予測できる場合、少ない予算で大きな効果が期待できます。
目標入札単価
選択したキャンペーンの種類により入札額は変動します。
目標入札単価を設定できるキャンペーン
- ツイートのエンゲージメント
- フォロワーの獲得
- WEBサイトへの誘導またはコンバージョン
- 動画の再生
リンク1クリックあたりの入札額を決めると、1日の総クリック数から平均コストが設定した入札金額以上になるように自動調整されます。その1日の平均コストを支払います。
費用対効果を高める3つの方法
ターゲティングを適切に行う
広告出稿時にターゲットを絞ることができます。
ターゲティングの種類 | 特徴 |
---|---|
地域 | 都道府県から市区町村まで選択可能 |
言語 | 日本語や英語などの使用言語 |
性別 | 男性、女性 |
インタレスト | 350種類のユーザージャンル |
フォロワー | 特定アカウントのフォロワー向け |
行動 | Twitter以外のサイトへのアクセス分析 |
キーワード | ツイート・検索キーワードに基づく |
端末 | ログイン端末で分類 |
不特定多数のユーザーに広告を出すよりも、関連性の高いユーザーに絞って配信する方が効果的です。
ターゲティングを組み合わせて上手く活用すれば、少ない費用で高い効果が期待できます。
拡散力の高い広告ツイートを配信する
ターゲティング対象外のユーザーがRTしても費用は一切発生しないので、拡散力の高い広告ツイートを配信すればどんどん拡散され、少ない費用で大きな成果を得られるでしょう。
トレンドネタを組み込む
エンゲージメントやクリック率(CTR)など、ユーザーの反応が良いツイートの方が表示されやすいため、入札額だけでなく広告品質も重要です。
トレンドを把握して文頭や画像に取り入れることで、ユーザーの興味・関心をグンと惹くことができます。
Twitterは若いユーザーが多いこともあり、おもしろ系ツイートは拡散されやすい傾向にあります。一度拡散すれば大きな話題を呼ぶことができ、費用対効果を高められます。